【神田カレースタンプラリー(42)】札幌スープカレー絲 神保町店
2024年12月中旬
12月になってしまったと思ったらあっという間に10日を過ぎて、スピード感がすごい。
メールの署名に年末年始の営業日のお知らせを記載する。
来ていなければいけないはずの連絡が来ないまま、年末が忍び寄ってくる。
私は週3しか勤務してない派遣だからね。どうなったって知らないからね。
ついにベテラン派遣さんが契約期間満了の最終出勤日を迎えた。
部署の全員が集まって挨拶の時間が設けられたが、元責任者は有休で姿を見せなかった。
お陰様で神田カレーマイスターに到達したが、まだ開催期間中なので12月20日まではスタンプラリーを楽しみたいと思う。
神田・神保町で働いていれば誰しも、スープカレーの気分の日があるだろう。
私は今日がその日だった。
シャバシャバでコクのある、辛いスープカレーが食べたい。
これは伝わるかわからないが、私はスープカレーは他のカレーと違って「ラーメン」に近いジャンルのような気がしている。
なんとなく、女性ひとりでは少し入りづらい雰囲気というか。
女性ひとりでも私は全然行くけど、周りは男性客ばっかり、みたいになりがちというか。
今日はまだ行っていないお店でスタンプをもらうべく、勇気を出して新規スープカレー店を開拓する。
神田カレーグランプリ公式ガイドブックと睨めっこした結果、今日は「札幌スープカレー絲 神保町店」に行ってみることに決定。
靖国通り沿いのビルの2階。
注意深く上の方を探して歩いていると看板を発見した。
1階に「焼肉ライク」があるビルの2階。
エレベーターと階段があり、階段で上がってみた。
果たして「札幌スープカレー絲」は女性1人で入れるお店だろうか。
ちょうど人が出てきたタイミングで、すんなり案内してもらえた。
明るくておしゃれな店内はほぼ満席で、驚くことに半数以上が女性のお客さん。
全然入りにくくなかった。よかった。
私と同じ女性おひとり様のお隣の席に座ってメニューを見る。
(反対隣はスーツの男性2人組で常連のようだった。ちゃんと男性の支持も得ている。)
大きく掲載されている二つのメニューのうち、「やわらか煮込みチキンレッグ」に「ランキングNo.1」の印がついているので、こちらを選んでみる。
選べるスープは〈オリジナル〉、辛さは〈2辛＝ちょい辛〉、ターメリックライスは〈小盛(約100g)〉で注文した。
(※ごはん小盛が選べるお店だ！)
すぐ出てきた。
私はいつも都心のランチの提供の早さに驚かされる。
「やわらか煮込みチキンレッグ」はその名の通り大きな鶏もも肉が骨付きで1本まるまる入っている。
スプーンで簡単に骨から剥がれるお肉に、シャバシャバのスープカレーをしっかり纏わせて口に運ぶ。
おいしい。鶏肉、本当に「やわらか煮込み」だ。
2辛は確かに「ちょい辛」って感じ。
もっと辛くしても食べられるけど、たとえ辛さがゼロだとしてもこのスープカレーは美味しいと確信できる旨味が2辛だからこそはっきりと感じられる。
度肝を抜かれたのは揚げたブロッコリーだった。
ブロッコリー史上一番おいしい。世界狙える。
ありがたいことにブロッコリーは1個ではなくいくつか入っていた。
多分1個だけだったらあまりの衝撃に何が起きたか理解できなかっただろう。
2個、3個と食べるごとに、圧倒的な美味しさを確信していった。
メニューをよく見ると、トッピングの欄に
「1位 揚げブロッコリー 150円」
「2位 もっと！ブロッコリー 250円」
と書いてあるではないか。ブロッコリー激推し。
次回は絶対250円課金する。
ブロッコリー以外の具もどれも本当においしく、今日頼まなかった他のスープカレーもぜひ食べてみたいと思った。
わかっていたけど、ごはん少なめはやはりちょっと寂しい。
量よりも時間的な問題。すぐに食べ終わってしまうのだ。
少し物足りない気がするが、これが適量だったのだと自分に言い聞かせる。
入店から20分も経たずに店を出た。
時間のない昼にこんなに速やかにランチを楽しめるのは本当にありがたいこと。
最近は天気の良い日が続いていて、ランチタイムはあえてコートを着ないで外に出ている。
行きはすごく寒くて、コートを着てこなかったことを後悔するが、帰りはスープカレーのおかげでじんわり汗ばむほどぽかぽか。
冷たい外気を浴びてのんびり職場へ戻った。
この日ランチしたお店
札幌スープカレー絲 神保町店
【いただいたメニュー】
やわらか煮込みチキンレッグ 1380円