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【神田カレースタンプラリー(8)】カラシビカレー 鬼金棒

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2024年9月初旬

休み。私は週3勤務の派遣なので、平日に2日休みがある。
この日は珍しく平日に夫と予定が合ったので、「混みすぎ」と噂で行く気になれなかった展覧会を観に一緒に上野へ行くことにした。
平日なら少しは空いているのではないかと。

上野ということは、神田に寄ってから行ってもいい。神田でランチをしてから向かおう。そうしよう。
休みの日まで神田カレースタンプラリーに参加したい私。
仕事がある日は職場近くのやや神保町寄りのお店を選びがちなので、思いっきり神田の方の店にしよう。
だとすると、気になるのは「カラシビカレー鬼金棒」である。

カレーと同じくらいラーメンも大好きな我々は、数年前、「カラシビ味噌らー麺鬼金棒神田本店」を訪れた。
普段あまり並んでまで何かを食べることは無いのだが、その日はたまたま変な時間で、列が短かったのである。
そして「カラシビ味噌ラーメン」を食した。
大袈裟じゃなく、生涯忘れられない一杯だった。
当時いろいろなお店を巡った挙句「ラーメンは〈この世で一番美味しい料理〉ではない」という境地に達しかけていた私は、まさに金棒で殴られたような衝撃を受けた。
辛さ×痺れ=カラシビ、このパンチがすごい。
もともと辛いのは好きだが、山椒や花椒によってもたらされる尋常じゃない痺れがもはや暴力の域。自分史上一番の痺れ。
それを底から支えるのが中毒性のある濃厚味噌スープと、目の前で炙られた柔らかい巨大チャーシュー塊。
思い出すだけでよだれ。
そんな唯一無二のラーメンで今日も多くの人を殴り続けている「カラシビ味噌らー麺 鬼金棒 神田本店」が、その店のすぐ隣に新しくオープンさせたのが、「カラシビカレー鬼金棒」なのだ!!!
この期待、お分かりいただけただろうか。

夫も「あの店の!」と期待大。
ランチのピーク時間より遅めに訪問してみたが、到着すると目に入るのは行列。やっぱり人気店だ…
ラーメン屋の隣に、前来た時はなかった新しいカレー屋ができている。
外に設置された券売機で食券を買い、大人しく行列に並ぶ。
並んでいると店員さんが「こちらはラーメンの列です」と呼びかけている。
ということは?!
「カレーなんですが!」と申し出ると、普通にカレー屋のドアを開けてくれた。
\\待たずに入れた!//
中は10席に満たないカウンターのみのコンパクトなお店だった。先客は1名のみ。激空き!

カラシビカレー

直径40センチくらいありそうな大きくて平たい皿一面に注がれたシャバシャバカレー。
ごはんの島の上に豚の塊とヤングコーン。
周りにトマトと玉ねぎのアチャール。

まずはカレーを一口いただくと、期待を裏切らない痺れ。(シビ増しでオーダーしているから余計に。)
アチャールもスパイスが効いていてやみつきになる味。おかわりしたい。
角煮はほろっほろ。おかわりしたい。
秒で完食してしまった。おかわりしたいー。
さらっと食べられたが、意外とお腹いっぱいになった。
美味しかった。並ぶけど、やっぱりラーメンもまた食べに来よう。

カレースタンプラリーのQRコードはカウンターに設置されていた。
夫も面白がって登録したが、ログインできず諦めていた。(iPhoneだと、登録時にメールアドレスとパスワードが保存されて以後自動で入力されてしまうんだけど、ログインに必要なのはメールアドレスじゃなくてIDなので、手動で打ち直しが必要なんだよね、わかる、私もそれで5分近くハマったから。)


この後神田駅でスタンプポイントを2箇所発見し、この日だけで3個のスタンプをゲット。
(カレー店でカレーを食べる以外に、神田の街を歩いて集めるスタンプが10箇所に設置されている。無料で集められるのでこれだけでも楽しめる。)

その後行った上野の展覧会も比較的空いており、平日の休みって嬉しいなと思った1日だった。


この日ランチしたお店

カラシビカレー 鬼金棒

📍Google Map

🍛神田カレーグランプリ カラシビカレー鬼金棒

【いただいたメニュー】
カラシビカレー 800円

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