【神田カレースタンプラリー(19)】カレー食堂 たんど~る
2024年10月初旬
前回伺った「オオドリー<鴻>本店」のすぐ近くに、もう一軒神田カレースタンプラリーの対象店があることを知り、今日はそちらへ行ってみる。
「カレー食堂たんど~る」という、鼻でスプーンを持ったゾウの絵が描かれた黄色い看板が目印のお店だ。
「たんどーる」ではなく、「たんど〜る」。
お店に着くと、ガラス越しに券売機の前にスーツの男性が2人いるのが見えたので、その2人が食券を買い終わるまで店の前で待つことにした。
外の手書きの黒板は可愛らしい文字で、看板のデザインなども含め女性ウケを意識したお店なのかな、と考察する。
すると、お店の中から店員さんが出てきてくれて、「どうぞ!大丈夫ですよ!」と招き入れられる。
ありがたく中に入るが、前の男性2人がまだ券売機の前にいるので、なんとなく小さくなって順番を待つ。
店内は壁向きに長いテーブルが設置されていて、1人のお客さんが多い。そして全員男性。
券売機で「房総ポークカレー」(880円)に「季節野菜トッピング」(150円)を注文。
だいたいどこへ行っても1000円は超えることを覚悟しているこのご時世に、カレー800円台は嬉しい。トッピングを追加しようかな、という気持ちにさせる。
野菜は意識しないと摂れないからな、ってことで今日は「季節野菜」をトッピングすることに。
お店はセルフサービスの雰囲気。店の奥に厨房があり、店員さんが1人。近づいてみると、「好きなお席でお待ちください」とのこと。
券売機から出てきた紙は食券ではなく、単なる番号札らしかった。
券売機で注文した時点でオーダーは厨房に届いているタイプだ。
お隣をひとつずつ開けて席に座る。
席に設置されているコップを取り、水を注ぐ。
先週から恒例となっている「しいたけ占い」を開き、今週の占いを読むか読まないかというタイミングで、番号が呼ばれた。早い。
先ほどの厨房カウンターまで、自分のカレーを取りに行く。
番号札の紙と引き換えかと思って出したが、要らないと言われたので、私もあんまり要らないが記念に持ち帰る。
銀色のカレー皿に丸く盛り付けられたごはんがかわいい。
トッピングの野菜は一緒に煮込んである感じだ。
食べてみると、家庭のカレーを思わせる親しみのある味にしっかりとスパイス感がプラスされていて、お店の味。
房総ポークはヒラヒラした薄切りのものがたくさん入っていて、個人的にポイント高い。
ごろっとしたお肉もいいんだけど、こういうのもいいんだよね。やっぱり家庭のカレーの記憶が呼び起こされる。
房総ポークは薄切りでもジューシーで、ほんのり甘みがあり美味しい。
野菜トッピングも大正解。
特にカボチャが甘みも食感も嬉しかった。
野菜摂ったぞ、という達成感もある。
のんびり食べていると、どんどん新しいおじさんがやってくる。
外から見た時は看板のかわいさからして女性向けのお店かな、と思っていたが大外れ。ここはどうもおじさんのオアシスらしかった。
券売機もハイテクで、店内やカウンターもすごく清潔感があり、女性客がもう少しいてもいい気がするのだが不思議だ。
とにかくおじさんたちはみんなくつろいだ表情を見せていた。
2,3席ごとに1か所の間隔で置かれたお水を
取るのに、私の隣に座ったおじさんが少し気まずさを見せたため、早めに帰る準備をする。
トレーを厨房の方へ持っていき、店員さんに美味しかったですと伝える。
カレースタンプラリーのスタンプをゲットし、のんびり歩いて午後の仕事に戻った。
この日ランチしたお店
カレー食堂 たんど~る
【いただいたメニュー】
房総ポークカレー 880円
季節野菜トッピング 150円