【神田カレースタンプラリー(20)】チャントーヤ ココナッツ カリー
2024年10月初旬
社員さん(天使)がおいしいとオススメしてくださったカレー屋さんに今日は行ってみる。
「チャントーヤココナッツカリー」はややお茶の水方面にあるお店。神田は広い。
雨の中、傘を差して向かう。
このあたりは留学生が多いのだろうか。そういう学校があるのだろうか。いろいろな国の言葉で話す学生風の外国人のグループに多数遭遇した。
神田には本当にいろいろな国の料理が食べられる店がある。
学んでいる人、働いている人の人種も多様な気がする。
東京なんてそんな場所ばかりかもしれないが、だからこそ神田って特にいい街だなと日々思う。
「チャントーヤ ココナッツ カリー」のお店の入り口は予想していたところに無かった。
大きい通りではなく、狭い通りに面したところにガラス張りの開放的な入り口があった。
大通りから丸見えじゃない感じが良い。
店構え、外から見える店内の雰囲気、全てがおしゃれ。
これだよ、これが女性ウケするお店ってもんだ。
傘立てってことでいいのか?と迷うくらいおしゃれなバケツに、他の人に倣って傘を入れさせてもらい、入店。
カウンターに先客2名。私もカウンターに案内された。
定番のメニューのほかにもう1枚メニューがある。
「Happy Halloween🎃」と書かれた、10月の期間限定メニューだ。
そうか、今はハロウィンシーズンなのか。
そういう季節感を大事にするのって素敵。
大のカボチャ好きの私、期間限定メニューから「カボチャと3種のキノコとひき肉とレーズンのカリー」を注文。
ちなみに私は大のキノコ好き、大のレーズン好きでもある。ひき肉もまぁ普通に好きだ。
最近食べる量が多いなと感じていたので、「ごはん小盛り」でお願いしてみる。
「ごはん小盛り」という選択肢が用意されていること自体、女性向けなのだ。
女性向けでやっていきたいお店はみんな見習ったほうがいい。大盛りだけが愛ではないのだ。(ちなみに大盛りも選べた。)
カレーを待っていると、小さな事件が起きた。
カウンターの女性が一人お会計に向かい、現金の持ち合わせが無いことが判明。
「おろしてきてもいいですか?このバッグを念の為置いていくので!すぐ戻りますので!」と、ご自身のバッグを人質にして雨の中出て行った女性。
このバッグが、女性が戻ってくる保証になる世界線。
バッグは高級ブランドのバッグではない。多分ランチに行く時に最低限の荷物を入れるために使っている、エコバッグみたいなやつだ。
しかもお金を下ろすので財布は持って行ったはず。スマホもおそらく持って行った。
つまりこのバッグの人質としての価値とは?
それでもこれを置いて行った女性の気持ち、わかるなぁ。
私でもそうしてしまうと思う。
一方男性店員さんは「は、はぁ」みたいな感じで困惑している。こういう時どう対応するかのマニュアルが欲しいところだ。
身分証明書を置いて行ってもらう?
いや今すぐおろしてくるって言ってる人にそこまではしないでいい世の中であってほしい…
などと考えながら、他人事だと思って楽しませていただいた。
間も無く女性がお金をおろして戻ってきて、人質のバッグも無事解放。めでたしめでたし。
神田でランチをする上で忘れてはならないのは現金だということを改めて認識させられる出来事だった。
「ごはん小盛り」に偽り無し。これが正真正銘100g。(普通盛りにすれば良かったと思ったことは内緒。)
スープカレーで習得した、ごはんをスプーンでカレーに潜らせ具と共に掬って食べる食べ方で食べていく。
ココナッツの風味とカボチャの甘み、しっかりとしたスパイス。
キノコとひき肉からもいい味が出ている。
これはうんまい。大好きな味。
ごはんは少なめでいいから、ルー2倍にすればよかったと思ってしまう私は心根が食いしん坊なんだよな。
しかし食べ終わると、ちょうど腹八分目。やっぱり小盛りぐらいが適正量なのだ。絶対いつも食べ過ぎなのだ。
それが分かったことも大きな学び。
これからもガンガンカレーを食べていくので、小盛りにできる日は小盛りにして意識的に調整を図っていきたい。
会計をしようかな、というタイミングで外国人のお客さんがどっと入ってきて、あっという間にテーブルが満席になった。
オフィスに戻り、おすすめしてくれた社員さん(天使)に「チャントーヤココナッツカリー行ってきました!めっちゃおいしかったです!」と報告すると、
「不味かったですって報告しないもんね」と笑顔でちょっと卑屈なのが可愛かった。
この日ランチしたお店
チャントーヤ ココナッツ カリー
【いただいたメニュー】
カボチャと3種のキノコとひき肉とレーズンのカリー 1360円