角川ドワンゴ学園「第三N高等学校」(仮称)とは?
読者の方、角川ドワンゴ学園をご存じでしょうか?
話題の通信制高校、N高等学校とS高等学校の運営を行っている学校法人です。
このnote記事は、その角川ドワンゴ学園が新たに開校予定の3校目の通信制高校について、明らかになっている範囲でまとめたものです。
N高等学校とS高等学校とは?
本題に入る前に、軽くN高等学校とS高等学校について触れておきましょう。
両校は単位制の広域通信制高校で、学科は普通科のみ。
学校名称にアルファベットが入っていますが、れっきとした一条校です。
N高等学校・S高等学校の呼称よりも、N高・S高の略称の方で呼ばれることが多いのではないでしょうか。
公式Webサイトでもこの略称が使われていますので、このnote記事でも略称で呼ぶことにします。
N高とS高の違いですが、2016年に開校したのがN高で、N高の生徒数が決められた定員の上限に近付いたため、続いて2021年に開校したのがS高です。
本校やスクーリング実施場所などが違いますが、行われている教育内容に違いはありません
映像学習や部活動などの教育活動については、N高が文部科学省に提出した資料に詳しく書いてありますので、そちらに譲ります。
以下のリンクからご覧ください。
▼【資料2】N高等学校提出資料(N高等学校概要紹介)
https://www.mext.go.jp/content/20220218-mxt_koukou02-000020723_13.pdf
「第三N高等学校」(仮称)まとめ
角川ドワンゴ学園が新たに開校を計画しているのは「第三N高等学校」(仮称)というもので、N高・S高と同様に単位制の通信制高校です。
これは著者の予想ですが、昨今の通信制高校事情を考えるに恐らくは広域通信制高校でしょう。
公式的な略称かは分かりませんが、地元紙、上毛新聞は「第三N高」と呼んでいますので、このnote記事でもそう呼ぶことにします。
本校所在地は群馬県桐生市の予定で、2021年度で閉校した桐生女子高等学校跡を利用するとのことです。
すでに「学校設置計画」は群馬県私立学校審議会に承認されており、当初は2023年度に開校予定でしたが、「新型コロナの収束が見通せない中、既存校の生徒対応に注力したい」理由から、2年遅れて2025年度に開校する予定でいるとのことです