仕事と心の流儀 (丹羽 宇一郎)
(注:本稿は、2020年に初投稿したものの再録です。
この投稿以降しばらくはあっさりとした内容が続きます。)
以前、サンデーモーニングという番組で張本勲さんの時代錯誤コメントが巷の話題になったことがありますが、まさにそういったテイストの本だと感じました。
もちろん、著者の正義感の発露や信念に基づく行動力など、とても勉強になるところもあるのですが、通底している “(人間に対する)価値観” にはどうにもこうにも強い違和感を抱きます。
AIとの対比の文脈とはいえ「人間を支配するのはやはり人間しかない」といった言葉には唖然とします。