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人間の本性 (丹羽 宇一郎)
(注:本稿は、2020年に初投稿したものの再録です。
この投稿以降しばらくはあっさりとした内容が続きます。)
丹羽宇一郎さんの著作は、ちょっと前に「仕事と心の流儀」という本を読んでみて「ちょっと合わないな」と感じたのですが、それにも懲りず、またもう一冊手にとってみました。
が、やはり駄目でしたね。
もちろんご自身の長く多彩なビジネスマン経験に基づく有益なアドバイスも多々記されています。ただ、たとえば、
「こういうとやや自慢めいて嫌なのですが、・・・実は私自身はどんなに忙しくても、疲れというものをあまり感じたことがありません。」
というくだり。
そもそも「仕事をしても『疲れない』ということが“自慢(優れていること?)”」とお考えになっている発想からして、価値観の起点が違うんだなと改めて確認してしまいました。