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コロナ禍ではじめたYoutube配信 『放課後の空き地』を半年続けてみた振り返り | Whimsical Discovery #122
2020年4月から毎週平日の夜に配信を続けているYoutubeライブ配信『放課後の空き地』が次回で記念すべき30回目を迎えます。
「放課後の空き地」は学習コミュニティや組織の「場づくり」に関わるメンバー4名(@katsutaro、@otakesaori、@_nsmt_、@norinity1103)で、ゆるく継続していけるアウトプットを作ろうという発端ではじめた企画です。現在も毎週欠かさず続いています。再生リストはこちら。
ネーミングと世界観
誕生秘話は、出演メンバーでもあるエイマエダさんの記事「放課後の空き地でキラキラしていないデザインの話をしています」でも語られていますが、ネーミングの着想は、誰もが知る国民的アニメ「ドラえもん」に登場する空き地をモチーフにしています。近所の子どもたちが集まる交流の場であり、物語で数々の遊びや冒険が生まれる場所でもあります。
配信の内容は「デザインを捉えるか」みたいな話が具体と抽象、学術と実践の行き来が多くて幅が広い話題を展開しています。僕の執筆書籍である『UIデザイン みんなで考え、カイゼンする。』の共著者であり社外でもワークショップ設計で一緒に仕事することが多いエイマエダさんとエも散らかしたところに大竹さんや富樫さんの鋭い切込みが入るような、ゆるふわ構成です。
もう一つの由来と場所への思い
ボク個人としてこのネーミングを激推した理由が、個人的にも交流があって応援しているブルースアーティストの曲が元になっています。「空き地がなくなっちゃった/Rio」という曲です。
空き地=遊び場、みたいな概念は僕の世代でもギリギリな認識で、現状は管理された土地に無断で遊んでたりしたら一瞬で色々なところから注意されるでしょう。公園からは攻めた遊具はなくなってどんどん遊びの場は陳腐化してきているような気がします。コロナ禍においてはなおさらそういう場はリアルで新しく生み出すことは難しくなりますね。
いつしか大人は童心を忘れて仕事で忙しい毎日をおくり、ライフステージが変われば「空き地」や「学び場」は忘れ去られていくことがほとんどです。RioさんのLyricにもあるようにオンライン時代だからこそ、空き地を創りなおして舞い戻りたい、そんな所存です。
「俺たちの空き地」は概念になりました
「放課後の空き地」では目的としては間口の広い「デザインの話」をしつつ、学術と実践の行き来し、新しいチャレンジを通してメンバーがざっくばらんに意見を交わし、毎週顔おを合わせながら話す習慣をつくることです。
人が集まり続ける仕組みづくりはコミュニティデザインや組織づくりと一緒で難易度の高いことですが、もし持続するモデルを作れたら常に学びや気付きを求める個人にとっては尊く贅沢な時間となるでしょう。
時折、分野の違うゲストを招いてワイワイして、たまには真面目な話もする。そんなオンライン時代で組織や枠組みを横断した余白のある学習と気付き場所づくりがしたいですし、ゆる〜くこれからも続けていきます。
特にドヤりたいだとか偉そうな話がしたいわけじゃないですが、自分たちにとって楽しくアウトプットができ、思い出になって振り返り続けることができると良いかなと思います。
こういう楽しい場所を継続させてくれる出演メンバーに感謝の意が絶えません。
役に立たないデザインの話
こちらもエイマエダさんの言葉を借りますが、役立つデザインの話は世の中にあふれているので、「役に立たないデザインの話」があってもいいかなとも思います。
そんな話を聞いてみようかな、と思ったら遊びにきてください。毎週平日のどこかで週一回、21時または22時から放送しているデザインラジオです。 学校帰りや仕事帰りに寄り道したいときにでも遊びに来てください。
何ならゲストでお話しましょう、放課後の空き地をこれからもよろしくお願いします。
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![Noriaki Kawanishi](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/45087004/profile_85164e5136e4dec23b16f362dde2b14f.png?width=600&crop=1:1,smart)