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まるで重戦車のような骨格 ノコギリカミキリを捕まえた

夜中の散歩がてら街灯採集でノコギリカミキリを見つけました。加賀市は食料となるマツなど針葉樹が豊富なのでかなり個体数が多い傾向があるかもしれませんね。

かなりの巨体なので、見つけたときは少々素手で触ることを躊躇してしましました。

ノコギリカミキリとは

ノコギリカミキリ(Prionus insularis)はカミキリムシ科ノコギリカミキリ属に分類される甲虫です。名前は成虫の触角の各節がノコギリのようなギザギザの輪郭していることに由来します。体長は23-48mm、国産カミキリムシとしてはかなり大型に分類され、前回紹介したウスバカミキリの近縁種となっています。7~9月に登場し、針葉樹やクヌギなどの朽木で育ちます。

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メスの方が大柄で力強い

カミキリムシ科全体に言えることですがメスの方が体が相対的に体躯が大きくが触覚が短いことが特徴です。特にノコギリカミキリは黒い光沢と全体に屈強な骨格が形成されて迫力がありますね。この個体は触覚が短く、かなり体が大きいのでメスで間違いないと思います。G-SHOCKと一緒に写ったららなんだかCMに出てきそうな構図になりました。

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俊足と強力な武器

歩行速度が他の大型のカミキリムシと比較してかなり早く、色や姿も相まって田舎のご家庭ではよくGと間違えられて憂いの目に会います。アゴ自体は小型のクワガタのオスほどの強力な膂力を持っており、簡単な虫かごなら切り刻まれてこじ開けられることもあります。

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威嚇音のロジック

手で持つと「シュッシュッ」と威嚇音を発しますが、これは他のカミキリムシの威嚇音の発声ロジックは違い、後翅と腹部をこすり合わせるカブトムシのオスがメスに求愛する時の発音手段に似ています。

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まとめ

毎回、昆虫の写真を撮影するときは前半は室内で構図を撮り、終盤リリースも兼ねて外で撮影するのですがこのカミキリムシはデカイくせに動きが俊敏でキバがとっても危ないので手こずりました。

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こどもの頃にもノコギリカミキリは捕まえたことがあるのですがメスは初めてなので大きさに驚いています。

次回もお楽しみに!@norinity1103 でした。








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Noriaki Kawanishi
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