例の、インド発の謎の美容ジェルの話 【面倒くさがり女のコスメ遍歴】
ヤサグレ会再始動の記事で、予想外にリクエストの多かったインドから取り寄せた美容ジェルの話。
書くか書くまいか悩んでいた。
まだ迷っているが、期間限定にして書いちゃうことにした。
→前置きだけ無料にし、後半のジェルについては有料にしました。前置きに2500文字あるので、どうぞ無料で読んでください。
なぜ悩んでいたかというと、限りなくグレーな話のような気がしたため。
だけど、世の中にあるグレーな物事こそ魅惑的なもんで、私はグレーなラインをまたいだわけです。
私のスキンケアというと、睡眠!
まあこれに尽きるのだが、高い化粧品は使っていない。今だけではなく私の人生においてもほぼそうである。
日焼け止めを塗るという文化がまだ生まれていなかった昭和と平成初期。
真夏であろうと、海であろうと、部活であろうと、何も塗らずに私は太陽の下であほみたいにはしゃいで生きていた。
あの時代は男も女もみな皮はペロペロめくれて、真っ黒に焦げて生きていたものである。めくれたパリパリの皮の大きさを見せ合って競ったものだ、懐かしい。
高校時代の私は帰宅部だったので、もしかしたら運動部の人たちは日焼け止めの存在を知っていたのかもしれないが、まだ私は日焼け止めを知らずに生きていた。
高校を卒業するタイミングで、なぜかみなこぞってデパートへ行きファンデーションやらの化粧品を一式買うというブームが来た。
大学デビューだと思う。
私はそのデビューにも乗り遅れて、というか買う気すらなくそのまま大人になり、かろうじて色付きリップとアイメイクだけはキッチリやってバイトや大学に行っていた気がする。
成人式でファンデーションというものをあほみたいに塗りたくって黒い着物で極妻のモノマネみたいになった時がバッチリメイクデビューだったような。
デビューとしては失敗だったと思うが。
その頃に急に、
「シミはこれまでの人生で浴びた紫外線が蓄積されて表面に出てくる」説が世の中に現れ、突然成人してから言われてもそんなん聞いてないぞとブチ切れた20代後半。
海に行っては日焼け止めどころかサンオイルを塗ったりしていた気が触れた暗黒時代を終了し、真夏は日焼け止めを塗ることにした。
思い切った路線変更である。
それでも、顔に何かを塗ると息苦しい気がしてくるので、気休めに肌に優しいベビー用日焼け止めをずっと使用していた。
しかし、顔に何かを塗ると顔を洗わないといけなくなるので、日焼け止めが増えたと同時に洗顔の行程まで増えてしまい、睡眠時間が削られて肌に悪いのではないかと毎晩迷いながら生きていた。(あ、書き忘れていたが、洗顔フォームというものを導入し始めたのも30代で、かなり遅い。松田聖子ちゃんがぬるま湯だけで顔を洗っていると聞いたもんで、風呂のシャワーが洗顔であり、朝の眠気覚ましに顔を濡らすのが私の洗顔であった。まあ今もほぼ濡らし芸のみである。)
まずい。
こないだ買ったおすすめのインドの美容ジェルを語る前に、私の生きた昭和と平成から語り始めてしまっている。
しかも全然コスメ遍歴になっていない。
ただのものぐさ太郎物語である。これでは令和3年のインド発美容ジェルまで辿り着けない気がしてきたので、突然、以後省略する。
そんなこんな(どんな?)で、あまり顔に何かを塗るのが好きではなかったのと、運良く顔面の皮膚がケアしてないわりにはポテンシャルが高かったので、それにふんぞり返ってほぼ顔面のケアやアイメイク以外のメイクを何もせずに生きてきてしまった。
PUFFYの由美ちゃんが、「肌を甘やかさないことが美肌の秘訣だとかなんとか言って、ろくに手入れをしていない」と亜美ちゃんに暴露されていたのを昔聞いて、3人目のPUFFYのような気分で生きていた時代もあった私も、由美ちゃんの言う通り、あまり肌に金や手をかけずに甘やかさずに適当に放置してきた。由美ちゃんほど美肌ではないが、同じ穴のむじなでもぎたての果実だと今も思っている。
洗顔フォームにしろ、基礎化粧品にしろ、成分が強すぎるものはすぐに皮膚が拒絶反応を起こして皮がめくれたりするという肌質でもあったため、それもあってなるべく何も使わないことこそ美肌への道と思っていた。
好きなこと以外にお金も使いたくなかったし。
それでも、曲がり角を曲がってきてさすがに何も塗らないのもまずいだろうよと思って、30代に入ってからはニベアの青缶を顔に塗って寝るようになり、韓国にしょっちゅう行くようになってからは、韓国のカタツムリクリームを買って帰ってきて使うようになり、今は皮膚科でもらうヒルドイドだけを塗っている(注:ヒルドイドの美容目的の使用は自粛するよう言われてるのでこれもグレーな話)。
保湿こそが命、というテーマで私なりに顔面の皮膚のケアをしてきたつもり。
そして普段のメイクはというと、粉も好きじゃないので顔に塗りたくなくて、出かける日は、韓国のBBクリームを塗っていたが、これもしばらくして肌色のクリームを塗ることへの抵抗と肌色に汚れた指先をいちいち洗わないといけないことに抵抗(簡単に言えば面倒くさい)を感じ、カバー力のできるだけないもので、美容液の役割も果たす肌色ではないCCクリームに変更。
顔を濡らしてから即CCクリームにいけるし楽ちんだった。
そのうちクッションファンデタイプのCCクリームに出会い、指すら洗わなくてよくなり、もう今後はずっとこれでいいやと思っていたところにマスク生活が始まった。
手抜きが加速し、おでこに太く漢字の「一」をCCで書き、そして目の周りにCの文字とCの鏡文字を書くのみ、ササっとその3文字の形で顔の上の方のみCCクリームを塗るという時短の極致の仕上がり。アイメイクも1ヶ月半に一回まつげエクステをすることによって何もしなくてよくなっていた。
ちなみに暑い国へ旅に出る時は、ALLIEかANESSAの日焼け止めを1本だけメイク用具として持っていくのだが、バックパッカーとして太陽を浴びまくる年月が積み重なったのと、スペインを800㎞歩いたことで、顔面へのシミ発生の勢いが止まらず、また目の下のしわも消えなくなってきた今日この頃。
どうしたものかと鏡を見てはため息をつく時間も増え、自分なりに調べて、ネットで見つけたとある化粧品をタイに行った時に薬局で買って帰り、それを塗ってみたりした。するとめちゃくちゃ効果があったので、その後は薬の個人輸入のサイト経由でその化粧品を手に入れるようにしていた。
その化粧品は、いわゆるターンオーバーを促進したりシミが消えたりする効果のあるもので、いつもその二つ(トレチノインとハイドロキノンというものです)はそこの海外輸入のサイトで口コミの評価がぶっちぎりに多くてトップだった。
これさえあれば、どれだけ日焼けしても、シミができてもまあいいやというお守り代わりとなっていたのだが、今年の夏に立山で猛烈に紫外線を浴びたせいかシミがパンデミックを起こしていた。
久しぶりに海外輸入のそのサイトを開いたら、以前はぶっちぎりのトップだったその二つのペアが、ある美容ジェルの登場によりトップの座を奪われていたのである。
そしてもう一つの薬関係の輸入サイト(ベストケンコー)をチェックしても同じような現象が起きていた。
そこでの口コミも、現在トップに躍り出ているその美容ジェルは口コミ数が3000を超えていて、94%がおすすめをしていているではないか。
お待たせしました、やっと今から本題のインド発の美容ジェルの話です。省略できていたか謎ですが、ここまでの2500文字は驚愕の単なる前置きです。
わお!
前編後編にはしたくなかったのでこのまま続けます。
なんかステマみたいになってきた。
誰からもPRは頼まれていないということをここで念のため書いておこう。私は何の得もしませんのであしからず。
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