横浜2万歩ウォーキング
真のダンサーのサルサを見に大阪から羽田まで飛んで、そのまま横浜にやってきた週末。梅雨の合間のとっても暑い日で、空も青く、海も青く、風も心地よく気持ちよかった。サルサのショーまで6時間弱あったので、横浜をぶらぶらと散歩することにした。友達いわく「浜ぶら」と言うらしい。銀ぶらに匹敵するワード。
写真を撮りながら浜ぶらしたので、写真とともに振り返ることにする。
まず、羽田からそのままリムジンバスで横浜の山下公園にやってきた。
山下公園での一人ピクニックを計画していたので、いつものasokoの顔の柄のレジャーシートも持参。弁当は、羽田ならここで食べると決めている「新宿アカシア」のロールキャベツ。ハヤシライスとセットの「キャベハヤ」をテイクアウトした。リムジンバスは20分ちょっとで着いたので、かろうじて温かいお弁当。密を避けながらの場所選びも大正解。最高だった。
(虫よけスプレー振りまくりの日焼け止め塗りまくり)
山下公園のバラ園は暑さのあまりどのバラも元気がなかったので写真撮影は断念。暑さのあまり、途中からバラのような私も元気がなかった。
日陰を歩くと元気回復。アジサイと木漏れ日が綺麗だった。
車道沿いに咲く白のアジサイがいささか大きすぎてお化けみたいだった。
こないだ金曜ロードショーで映画「タイタニック」を久々に見たところだから、先っちょで手を広げたい衝動に駆られる。
この角度で見る飛鳥も、やはりタイタニックの後半のシーンと重なる。
余談だが、レオナルド・ディカプリオは、「ロミオ&ジュリエット」か「太陽と月に背いて」が一番ルックス的に美しいと思っているが、一番好きな作品は「ギルバート・グレイプ」。
ジョニー・デップ、ジュリエット・ルイスとレオと私の好きなあの時代の最高の3人が出ているし、ルックスだけではない演技派のレオの原点だと思う。
大さん橋からの眺め。
ニコタローさんの小説「大さん橋に吹く風」で知って、行ってみたいと思っていたので来てみた。
ここから異国へと向かえる場所だと思うと旅情がくすぐられる。
そういえば、私は船で日本を出国したことはない。
せいぜい夜行フェリーで九州や四国へと行ったことがあるくらいだ。
船で日本を出るってどんな感じだろうなあと想像したりした。
久しぶりに嗅ぐ海のにおいが心地よかったので、ベンチに座って風を感じていたが、灼熱の太陽にめまいがしそうだったので、早々に撤収。
アイスが食べたくなり、アイスクリーム屋を探すことにした。
赤レンガ倉庫と横浜の街。
そろそろ、BGMをサザンオールスターズの「Love affair~秘密のデート~」にしなければいけない。
横浜に来たらそれはマストだ。ドラマ「スウィートシーズン」を見てからサザンの中で一番好きな曲。
マリン ルージュで愛されて
大黒埠頭で虹を見て
シーガーディアンで酔わされて
まだ離れたくない
これは、夜に誰かと聞くべき曲だった。
赤レンガ倉庫まで歩くのに、アイスクリームでも食べながら行こうと思って立ち寄ったアイスクリーム屋さんが、梅(プラム)味だのクリームチーズ味だのピスタチオ味だの少しクセが強くて買うのをやめた。
シンプルなストロベリーとバニラを食べたかったのよ。
同じクセが強い方向でいくならラズベリーとかマンゴーとかそういうフルーツ路線で行ってほしかった。
赤レンガ倉庫に来たら海外の雑貨屋をのぞくのがいつもの目当て。
トルコ雑貨屋でコースターを買って、あまりに熱いので日除けにグレーのストールを欧州航路で買った。人が多くて割と密だなあと気になった。ワクチンをしている無敵モードの私でも少し気が引ける。
アイスクリームの代わりに、アイス屋さんのスムージーを買う。
マンゴー味に、ミルクのソフトクリームをトッピング。これでパワーアップして横浜中華街まで散歩タイム。生き返った。
やはり中華街は夜に来る方が好きだ。
関西人の私は横浜中華街よりも元町の中華街の方が馴染みが深い。
中華街と言えば神戸の元町か、海外のどこにもあるチャイナタウン。米を食べたくなったらチャイナタウンを探しがちである。
インドのコルカタで久しぶりにカレー味じゃないしょうゆ味の米(チャーハン)を食べた時は感動したし、世界中のどこにでも中国人がいて中華街があって、チャーハンがある。
チャーハンは世界征服を果たせていると思う。
謝謝。
横浜中華街こそ、サザンの「Love affair」を大音量で聞かなければいけないし、走り抜けないといけない。そういう衝動に駆られる。
「スウィートシーズン」は23年前のドラマで、椎名桔平と松嶋菜々子が不倫をするドラマなのだが、切なくて大好きだった。蟹江敬三とか良かったなあ。椎名桔平はこのドラマの五嶋課長が最高潮だった。
サザンの主題歌が流れる中、横浜中華街を二人で走り抜けるオープニングが大好きだった。
そういえば昔、このドラマのオープニングが好きすぎて、上海の夜の街で、当時のパートナーと、この歌を口ずさみながら走ったことがある。松嶋菜々子気取りと椎名桔平まがい。何でもやってみたい女と付き合う相手は大変だろうな、と今になってふと思った。
その上海で、体調不良で倒れそうだった時に、生煎包こと焼き小籠包に命を救われたことがある、という話を人にすると鼻で笑われるのだが、そういうことが昔あった。
10年以上前の一人旅の時だが、その時も暑くて貧血か何かで倒れそうでめまいもしていた時に、たまたまそこに生煎包の店があり休憩したかったので買ってそこで食べた。
一口かじると、中に入っていた熱々のスープが美味しすぎて「え?!何これ?!うおーーー!」と急に体の奥底から力が沸き上がってきて、漫画だったら火を噴いていたと思う。
それくらい急激に元気になり、食べ終わってから、街を意味なく走り抜けたといういわくつきの食べ物。何か違法なものが入っていたのだろうかとすら思う。
それ以来、私の中でこの焼き小籠包を「仙豆(せんず)」と呼んでいる。(詳細はドラゴンボール参照)
数年前から焼き小籠包も日本にやってきて国内で食べられるようになったが、あの時の味を超えるものはない。
横浜中華街の焼き小籠包もまあまあいい線を行っていた。疲れが一気にとれたので、サルサパーティーのある関内ホールまで歩く力がみなぎりだした。
関内ホールまでの道中、横浜公園を通り抜けたのだが、初めて来たこの公園も雰囲気が良かった。カメが池にたくさんいた。
隣は横浜スタジアムだということを初めて知った。
横浜スタジアムなら渡辺美里を急いで聞かなければ…と思ったが、私のspotifyのプレイリストには入っていなかったので、「My Revolution」を口ずさんだ。「サマータイムブルース」とこれは歌詞カードを見なくても歌える。40代女性のあるあるではないかと思う。
ああ、こういうキャラクターいたよな、と思い出した。
こういうキャラクターにせよ、ロゴにせよ、色んな人の夢がのっかっているイベントだったよなあ、少なくとも2019年までは。そんなことを思った。
暑い日だったが、気持ち良かった。
この日は2万歩、歩いていた。
どこまでも歩けるタイプなので全然平気。
1万8千歩東京を歩いた翌日の話は、また今度。
以下は街ブラ系、食べ歩き系noteです。
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