岐阜観光大使がオススメするよ、濃飛バスで行く飛騨高山と奥飛騨温泉郷の旅!
今こそ、岐阜観光大使の役目を果たしたいと思って、使命感にメラメラと燃えて今日はnoteを書く。
今週、岐阜の濃飛バスセンターからTELがあった。
noteに以前バスに通り過ぎて行かれたことを書いたが、それが私のnoteの過去最多の7万人に読まれてしまい、クレーマーみたいに変な風に濃飛バスさんに伝わって私の身元がばれたのかなあとも思ったのだが、そうではなかった。まあ、そんなはずはない。
用件はこうだった。
私が密かに計画していた次の奥飛騨温泉への旅のために、前回と同じく高山から平湯温泉までの濃飛バスの2日間乗り放題チケットを買ったのだが、そのキャンペーンが変更になったという報せだった。
以前使わせてもらったこのキャンペーンは、
奥飛騨温泉郷に宿泊する方限定で、高山から穂高温泉まで走る路線バスの2日間の乗り放題チケットと、お得なクーポン券がたくさん付いた冊子「奥飛騨の達人」とセットで1100円になるというお得なものだった。
「奥飛騨の達人」のおかげで、飛騨牛ホルモン鍋のお店で漬物がサービスでついてきたし、ひらゆの森ではお土産に湯の花をもらえた。
路線バスは、高山から新穂高ロープウェイまでは片道2時間弱くらいかかるルート。普段は片道2180円するところを、最低限往復で使用するとして、往復4360円もするバスが、2日間乗り降り自由になる切符とクーポンの冊子がついて1100円はどう考えても格安すぎると思う。
そんな奥飛騨温泉郷のキャンペーンが、
「実は2/1から変更になるんですよ…」
と電話の女性はそう語り、
「1100円だったところを、2/1から110円にお値段が変更となりますのでいったん払い戻しを…」と言って、私は耳を疑った。
は?!110円?!今時、自販機のペットボトルのお茶だって110円ではなかなか買えないぞ。
そんなことが許されるの?
この値段設定がまかり通るのか?!
こんなことでもしないと厳しい状況だということだろうけど運転手やバス会社の人はどんな気持ちなんだろう。
国や岐阜県はもちろんバス会社にも何か援助してるんですよね。どうなの?
みんな、どう思う?
いいのか?110円て!
ウォーーー!
そんなキャンペーン(〜2/28)はこちら↓
110円なんて安すぎて喜べなかった。
安いこととお得なことが大好物な私でもさすがにひいた。
ほとんどタダやん。
哀しい。
あの山道を、大雪の中、それも往復3時間以上かかるあのルートを、ひたすら慎重に走るバスが110円で2日間乗り放題なんて。
(↑ブレてるけどマイナス10℃!)
私も仕事で人を車に乗せることがあるから分かるが、運転手さんが神経を多方面に使って運転するという労働に加えて、乗り降り前に慎重に慎重を重ねて消毒を徹底して行う業務の大変さ。
前回旅した時も、行きのバスは私1人、帰りはスキー場から3人が途中で乗ってきただけだった。
前々回、コロナ禍前に来た時は、外国人観光客に溢れていて時々登山をする日本人も乗っていて、活気のあったあの濃飛バスが、110円にされてしまうこの現実。
ホルモン鍋のおばちゃんたち、ライトアップ、卵かけご飯の宿などなどが、心に浮かぶと胸が痛い。
どうか、たくさんの人に濃飛バスに乗って奥飛騨温泉郷へ行って欲しい。
緊急事態宣言が延長となり、私の2月の飛騨の旅はいったんキャンセルすることにしたが、絶対また行きたい。
「それにしても110円なんて安すぎますよ」とつい言ってしまったが、「そうしてでもお客さんに来てもらいたいのです。キャンセルされますか…そうですか…」と電話の女性は声のトーンを落としてそう話していた。
岐阜県も、愛知県と同じ生活圏内ということで緊急事態宣言延長となってしまったが、宣言があけたら、たくさんの人が密にならずに、押し寄せて欲しい。
飛騨高山と奥飛騨温泉郷は、一人旅に持ってこいの場所だと勝手に思っているから、一人旅なら密にならないから、どしどし行って欲しい。
東京からはバスで1本で平湯温泉に行けるし、大阪、名古屋、岐阜、松本からは高山までバスで1本。
高山からは110円で平湯温泉へ行けてしまう。都会からバスに乗って数時間で雪が降る中で露天風呂という極楽気分を味わえるのである。
旅人が旅に出れないのもきついが我慢すればいい。
だけど、軒並み、観光地から活気が失われていくのはもっときつい。ホテルや旅館や飲食店以外にも旅を支えているのがバス会社だったりする。キャンペーンが終わっても必ず行きます、奥飛騨温泉郷!
私くらいの旅好き人間だと、GOTOがあろうとなかろうと、お安いキャンペーンがやってようがやってまいが、空いてるタイミングで旅するのでお気遣いなく、濃飛バスさん。
ありがとう、濃飛バスさん。
そんな訳で、なんちゃって岐阜観光大使の旅日記をまたここに貼り付けておきます。
皆様、ぜひ、濃飛バスに乗って、飛騨高山、奥飛騨温泉郷へ旅しましょう!超絶猛烈におすすめします!
(注:どこからも宣伝料はもらっていません、1人の大阪人が勝手にやってます。)