多発性筋炎 2003.8.16-9.19
2003.8.16 多発性筋炎ふたたび悪化!?
膠原病(多発性筋炎)の治療で、今は東京の某病院に月に一度、通っているのだけど、それと平行して、神奈川県内の某大学病院にも3ヶ月に一度、通っている。大学病院には、以前地元の病院にいたお医者さんがいる。東京の病院のお医者さんは週に一度しか外来の診察がないので、なにかあったときに困るというのもあって、大学病院にも行っているのだ。
で、先日、大学病院の方に行ったら、なんと血液検査の数値が悪くなっていた。あんまり自覚症状はなかったのだけど、そういわれてみれば、なんだか足が痛いような。身体がだるいとかいうのはいつものことなので、よくわからないのだ。
本来の症状が悪くなっていたとしても、薬が減って副作用も減っているので、自分的には楽になっている気すらする。逆に、症状が悪化してしまって、薬を増やすことになると、症状は治まっても、副作用が増えるので自分ではそれほど楽にはならない。薬が増えて、副作用も増えた場合は辛くても、これを乗り切れば治る(かも)との信念でひたすら耐えるしかない。私は筋炎の症状が少しくらい辛くても、薬が少ない方がいい。それで悪化に向かうのだとちょっと困るけれども、少しずつでも快方に向かうのだったら、薬で無理矢理に症状を押さえるよりは、ゆっくりと治して行くほうがいい。
大学病院のお医者には、「ぼくだったら薬(ステロイド)を増やすけどね」と言われた。実際、昨年の同じ時期に悪くなったときには12.5mg/日だったのが一気に30mg/日にまで増やされてしまった。今回は昨年よりも数値的にはもっと悪い。ステロイドは今、10mg/日。このお医者にかかっていたらまた30mg/日まで増やされてしまうに違いない。だけど、今は東京のお医者が主治医なので、「(東京のお医者に)相談してみなさい」と言われたのだった。ひとまず良かった。
でもこれで東京のお医者にも薬を増やされるかも、と不安になると同時に、二人のお医者が同じ判断をしたんだったら仕方ないかなとも思った。これが世に言うセカンド・オピニオンというやつか。患者としては二人のお医者の意見を聞けるから納得した治療が受けられるというものだ。
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過去に書いた卵巣のう腫と多発性筋炎の記事をアーカイブとしてまとめました。古い記事では現在の医療事情、ネット環境などと乖離している部分もある…
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