
頭皮が痒くなるのはなぜ?
大した遠出や外出もしてないけれど、何故だか日焼けがくっきりしています。マスク焼けとは行かないまでも、おでこと口元ではなんだか焼け加減が違う気がしてます。
日差しよ、夏感をありがとう。
さて今回は頭皮の痒みについて触れていこうと思います。
自分はかつて頭皮が敏感で(今もなお敏感ではあるが)痒みに耐えられないくらい掻き毟っていた時期がありました。
無くて七癖とありますが、癖で自身の後頭部をポリポリと書いてしまったり、忙しくなったり、イライラするとつい側頭部を掻いてしまったりと。
癖ではあるものの、やはり原因があるのではと思い自分なりに改善してきました。今日はそのおかげもあってだいぶ掻き毟るまでは行かないまでもポリポリ程度で治ったように思います。
頭皮が痒くなる原因やメカニズムについて少し触れていきたいと思います。
痒みの原因とは?
頭皮の痒みの原因にはいろんなケースがあるようです。他にもあるかもしれませんがざっと書き留めると、
1.薬剤かぶれやシャンプーが合わないなど
カラー剤やパーマ液また、使用しているシャンプーやトリートメントなどが自身の頭皮と合わないもしくは、なんらかの成分にアレルギー反応が出てしまい、小さなブツブツやとうひが赤みを帯びてくるなどのケース。
2.乾燥肌(ドライスキン)
乾燥による痒みやかさつき。人によっては金属や花粉など外的刺激にも過敏になり、後天的に敏感肌になりやすい。
3.脂漏性皮膚炎
皮膚の分泌が多い部位にできる湿疹。頭皮や髪の生え際などにフケがでて赤みを帯びて痒みを生じることも。
そのほかにも色々ありますが、大まかにわかるとこんな感じです。
改善策や対処法
痒みって掻き出すと止まらなかったり、それこそ血が滲むまで掻いてしまったりと辛いものです。蚊に刺されたならムヒをつければ治りますが、ここではそういった根本の改善策を考えてみたいと思います。
・美容室でのカラー施術を地肌をつけないテクニックで染めてもらう
以前のnoteにも書きましたが、近年頭皮が敏感な方が増えてきてると実感してます。だからこそプロとしてお客様の頭皮を労り、継続的なカラーを楽しんでいただけるよう取り組んでおります
・シャンプーを頭皮用に変えてみる
自分自身このシャンプーを変えてから劇的に痒みが治りました。変える前まではごく一般的なシャンプーを使っていて、その当時はシャンプーが原因だとは考えもつかず、汗をかくからとかただの癖だとばかり思っていました。だんだんとそれがエスカレートしてしまい、自分の爪で頭皮を引っ掻いて瘡蓋になってしまうことがありました。その時に当時の美容メーカーの営業の方が教えてくれました。
こちらに掲載されているサブリミックフェンテフォルテシリーズは当時から愛用しており、今もなおこれで洗い続けています。不思議と使ってすぐくらいから効果を実感できました。乾燥肌向けや、脂性肌向けのものなど頭皮のタイプに合わせたシャンプーが揃っております。
・医師に診断してもらい専門の薬を塗布
この方法が最善かつ最良かもしれません。クリームタイプではなくローションタイプのお薬も出ており、塗りやすくベタつきにくくなっています。お風呂上がりなど頭皮が清潔な状態の時につけるといいかと思います。シャンプーと合わせて使うとより効果的かもしれません。
・その他として
汗疹やアタマジラミなど様々なケースが考えられます。一度美容師または医師に相談されることをお勧めします。
まとめ
頭皮環境はお肌の変化や髪の変化と同じで、年齢を重ねてくると感じることも多く、また生活環境に起因する傾向にあるように思います。
自身も痒みを伴っていた頃のことを思うと、乱れた食生活や睡眠不足など、思い当たる節が多々あります。
真の意味での改善とは生活そのものを見直すことなのかもしれないと思う今日この頃ですが、美容室として出来ることは真摯に実践していきたいとも思っております。カラーテクニックだけでなく、薬剤が地肌につかない施術方法を考え、お客様の頭皮の状態に合ったシャンプーやヘッドスパの提案などをお伝えすることもまた、自分たちの使命と思っております。
髪や頭皮の些細な悩みや疑問をお客様と一緒になって解決し、綺麗を育めたらと思っております。