社会科って楽しいよ。(社会科好きができたきっかけ)
1.社会科が好きになったきっかけ。
ま、一言でいえば「社会科って楽しいんだよ」って話なんですけど、自分の子どもの時から何故、社会科ってのが好きになったのかから始めるとより解って頂けるのかなって思って、書いていこうかなぁと。
あれは小学校2年生の時の話です。その頃の僕って、漫画しか読んでなかったようです。ようですと書いているのは全く記憶がないんですよね。何読んでたとか。まあ、コロコロコミックは読んでいたのは覚えているので、それなんでしょう。そんな僕の姿を見た母親が、たまたま本屋に行った際に、「これを読め!」と講談社青い鳥文庫(現在)の三国志を買い与えられました。
基本的に他人に薦められたものはあんまり受け付けないのですが、その時の母からどのような感じで言われたのか今となっては記憶もないし、母はこの記憶すらないと言ってたので真相は闇ですが、気が付けば手を取って読んでいたのです。
人生初のドはまりってやつですね。寝ても覚めても自由時間は読んでいたとまではいかないですけど、記憶の中ではずっと読んでいた感じがします。でも、ファミコンの魔力には勝てなかったので、ファミコンのできる時間はそっちを優先していたような気が。(笑)
そんなこんなこんななんですが、ずっと読んでいたような気がします。今もそうなんですが、集中が短いんです、僕。当時はもっと短くて、全然集中できないといっても過言でなかった僕が1冊読み切ったんですよね。読み終わったころには三国志オタクの初心者が出来上がりですよ。
それきっかけで三国志に激嵌りした僕は母親に三国志の本を買え買えとせがんでは「また三国志?」と言われながらも買ってくれていたので、さらにオタクに磨きがかかったのですが、社会科が好きになるきっかけになる話なんです。
2.小3の授業の時に。
三国志きっかけだったのですが、歴史ってものに興味を覚えた僕ですが、小3になると地図帳を貰えるじゃないですか。そこでずっと地図帳を眺めていたんです。
小学校の地図ってイラストで名産とか産地とかを書いているじゃないですか?それを眺めているうちに覚えていくようになったのですよね。あと、都道府県の位置と名前も気が付いたら覚えていたんですよね。本当に勉強の一口は興味を持つことなんだなってことを地で行く展開だったんですよね。後から考えていくと。
あと、僕の母校では小学校3年のころだったと思うのですが、図書室で本を1冊読む時間ってのが週1回の設定があって、その頃読んでいたのが漫画日本の歴史(小学館版)でした。毎週毎週、通史と人物史を小学校5年までの3年間全く同じのを何回も何回も読んでいたのです。
三国志は好きで活字で読んでいたのですが、当時はそれ以外は全く活字に触れることを良しとしてなかったのか、漫画日本の歴史を何回も何回も読み込んでいました。って書いていて思ったのですが、当時の担任に注意された覚えがないんですよね。特に小学校5,6年の担任は滅茶苦茶怖い方だったのですが、その方にも注意された覚えが全くないんですよね。
お陰で小学校の歴史の時はすでに頭の中に入っていたんですよね。
3.気が付いたら。
そんなこんななことをしていくうちに社会は得意になっていました。何ならクラスで一番得意なくらい。後のことですが、中学では社会だけは学年で一番で、高校の時は政治経済で母校のセンターレコードを出したことがあります。
小6になると、知識欲が勝ってきたのか、自分で図書室で本を読むときは漫画ではなく、活字の人物史を読むようになってきました。誰に指示も推薦もされることなく。
初めて読んだ活字の人物史は徳川家康だったと思います。初めて読んだときに「なんだ、この情報の量」と「こんなに情報あるならもっと前から読んでおけばよかった」という驚きと後悔の念が交差したことだけは覚えています。
そこから時間があればゲームと本を読む時間に充てていましたね。ゲームは夕食までっていう不文律があったので、それ以降寝るまでの時間はずっと本を読んでいました。
今も知識欲があるのはこのころの経験なのかなぁって気がします。今は本よりもスマホとPC画面がほとんどになっているので、ダメだなぁって思いますが。
僕の場合は気が付いたらってのはあるのですが、それでもきっかけになるようなことが何個も重なって今があるのかなって書いていて改めて思いました。そんな社会科が苦手な人にとって少しでも楽になるようなお手伝いができればなぁとアラフォーのおっさんになった今では思っています。