【自己紹介】私、こんな人です!
はじめまして、坂口史倫(さかぐちふみのり)です。
このnoteをご覧いただきありがとうございます。
少し長くなるかもしれませんが、僕自身と、吃音症と向き合ってきたこれまでの経験をお話しさせてください。
■ 簡単な自己紹介
1994年3月生まれ、30歳です。
熊本で生まれ、理学療法士になるために熊本の私立大学に進学。
卒業後、熊本市内の病院に就職しました。
20代で様々な単発のアルバイトや副業を経験、転職も3回繰り返し、現在4社目。
仕事上で吃音症により自己嫌悪に陥る→メンタルリハーサル法と出会い、
30日間プログラムで吃音症を克服→最近は吃音症に関する電子書籍出版。
今は
・Webデザイナー
・動画編集者
・電子書籍出版者
そして吃音克服に関するサポート活動など、幅広い分野に挑戦しています。
肩書きは増えましたが、僕自身は「挑戦」を続けている一人の人間です。
■ 吃音症になった経緯
僕が吃音と自覚したのは小学3年生の頃です。
突然、言葉が詰まるようになり、うまく話せない自分が恥ずかしくて、次第に話すことが怖くなりました。
中学や高校では友達との会話や授業中の発表が苦痛で、必要以上に目立たないように過ごしていました。
大学に進学し、社会人になってからも吃音は僕のそばにありました。
特に仕事での電話や上司への報告は、本当に辛かったです。
どもるたびに「またやってしまった」「自分はダメだ」と自己嫌悪のスパイラルに陥り、自信を失っていきました。
■ 仕事での失敗談
ある日、職場で電話対応をしていたときのことです。
電話の相手にうまく言葉が伝えられず、「電波が悪いんですか?」と聞かれました。
もちろん電波は問題なく、原因は僕の吃音。
でも、その一言で心が折れました。
「吃音がある自分では、きっとどこに行っても通用しない」
そんな気持ちでいっぱいになり、自分を責め続けました。
結果、職場ではできるだけ電話や会話を避けるようになり、メールやチャットで対応するようになっていきました。
でも、それでは何も変わらない。
むしろ「また吃音が出たらどうしよう」という不安がどんどん大きくなっていきました。
■ メンタルリハーサル法との出会い
転機は、都筑澄夫先生の『吃音は治せる(マキノ出版)』という本との出会いでした。
その本には、「吃音は気にしないことで楽になる」という考え方が書かれていました。
最初は半信半疑でしたが、「このままでは変われない」と思い、本に書かれていたメンタルリハーサル法を試してみることにしました。
メンタルリハーサル法では、吃音が出たときのシチュエーションを頭の中で何度も練習します。
例えば、電話対応で言葉が詰まったときでも「気にしない自分」をイメージし、それを繰り返すことで少しずつ自信を取り戻していく。
最初は違和感だらけでしたが、1か月続けると驚くほど気持ちが楽になり、「吃音があっても大丈夫」と思えるようになりました。
■ 吃音症を克服した未来
メンタルリハーサルを続ける中で、僕の中に「吃音があっても自分は自分」という新しい価値観が生まれました。
今では、電話やプレゼンなど、人前で話すことが怖くありません。むしろ「どう伝えようか」とポジティブに考えられるようになりました。
吃音がゼロになったわけではありません。
でも、「気にしない」という思考を身につけることで、吃音に振り回される人生から解放されたんです。
■ 将来のための決断
この経験を通して、「自分と同じように吃音で悩む人の役に立ちたい」と強く思うようになりました。
そこで、吃音克服に特化したメンタルリハーサル法を情報発信し、同じ悩みを持つ人たちに届けることを決意しました。
吃音は一人で抱え込むと、どんどん深刻になってしまいます。
でも、ちょっとした考え方のコツを知るだけで、驚くほど楽になれることを僕自身が体験しました。
■ 吃音克服プロデューサーとして
今では、吃音を克服したいと思う方々に向けてサポートを行っています。
僕が提案しているのは、「吃音が出ても気にしない」思考を身につけるための30日間のメンタルリハーサルプログラムです。
このプログラムでは、吃音があっても自分を責めない方法や、前向きに考える習慣を作るサポートをしています。
吃音で悩んでいる方が少しでも楽に話せるようになり、笑顔を取り戻してもらえたら嬉しいです。
■ 「吃音症を気にしない思考」の大切さ
吃音は、治らなくても人生を変えられます。
大切なのは、「吃音をどう受け入れるか」。
吃音が出ても自分を責めず、気にしない思考を育てることで、僕自身の人生は大きく変わりました。
同じ悩みを持つ皆さんにも、その変化を感じてもらいたいと心から願っています。
●最後に
ここまで読んでいただき、本当にありがとうございます。
僕はまだまだ未熟ですが、だからこそ挑戦し続け、吃音で悩む方々の力になりたいと思っています。
このnoteを通じて、僕の経験や考えが誰かの一歩を後押しするきっかけになれば幸いです。
ぜひ、これからの発信もご覧いただけると嬉しいです。
最後までお付き合いくださり、ありがとうございました!