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note写仏部活動中! 魅惑のアルカイックスマイル、斑鳩の菩薩さまを描く

こんにちは!

「note写仏部」古参部員のわりに写仏枚数は極めて少ない、手先が不器用なつきふねです。

先日、写仏部の最高顧問にして絵描きのあやのんさんが、「写仏部通信」で部員紹介記事を投稿されました。



この記事で初めて知ったのですが、note写仏部には現在17名の部員がいるようなのです。

あらびっくり、
いつの間にそんな大所帯に?!

メンバーの記事を追いかけてマガジンにまとめたり、部員紹介記事を書いて下さっているあやのんさん、いつもありがとうございます。

「みんなちがって、みんないい」を地で行く、note写仏部。
あやのんさんの励ましは、間違いなく部員みんなのモチベーションに繋がっています!


🌙


さて、今回3ヶ月ぶりの自宅での写仏。
描く仏さまは、ずっと前から心に決めていました。

この方しかいない、と。


この方?

あれっ?
ごめんなさい、間違えました!


そうそう、この方!
中宮寺HPより)


ご存じの方も多いかと思いますが、簡単に説明しますね。


中宮寺ちゅうぐうじ本尊 菩薩半跏ぼさつはんか


飛鳥時代(7世紀後半)木造 国宝
中宮寺は、奈良の斑鳩いかるが・法隆寺に隣接し、聖徳太子が母のために創建した尼寺です。

「半跏」とは、片足を組んだ座り方。
また、右手の指を軽く曲げて、中指を右の頬にそっと触れているのは思惟しゆいというポーズですが、これが、見れば見るほど色香を感じるんです。(わたしだけですか?)


アルカイックスマイルと指先が、すてき。
真似したい・・・しちゃう?


前回中宮寺を訪れたのは、2011年の春。
もう随分前で記憶が怪しいので、ホームページや本の写真で全身をよーく眺めます。

切れ長の目、薄く微笑む口元、
この穏やかで優雅なお顔をみていたら、頭の中でショパンのピアノ曲が流れ始めました。


エチュード Op25-No.1
優しく、サラサラと空気を揺らすような美しい曲。


しばらく音楽に浸ってから、ふたたび菩薩さまの姿をじっと見つめます。

アルカイックスマイルと指先から漂う色香に、同性からみても羨ましいほどの女性らしさを感じていたのですが、

いざ描きはじめてみると・・・


女性にしては、手と足が大きすぎる??


と思ったんです。
これだけ指が長ければ、凡人にはとても掴めない和音ばかり並んでいる、ラフマニノフやリストのピアノ曲もスムーズに弾けそうだなぁと。


そこで、手元にある「古寺行こう」の説明文をもう一度じっくり読んでみました。すると、

この菩薩半跏像も聖徳太子の「尺寸王身」だった可能性が高い。

と書かれています。
つまり、太子と同じ身丈ということ。

なるほど、それなら納得。


🌙 🌙


前置きが長くなりました。
では、今回の写仏発表です。

じゃん!


つきふね的・菩薩半跏像
光背が月に見えますね


画力の拙さから、前回までは写真をトレースして、更にその上から筆ペンでなぞっていたのですが、

今回はなんと!
トレースなしで、写真を見ながら描きました!

もちろん鉛筆で下書きはしましたが、それでも以前よりはナチュラルな感じに仕上がっている気がします。笑

そして、A4用紙の下に余白ができたので、


せっかくだから音楽も書きこんでしまおう!


と、エチュードの楽譜を引っ張り出して写譜までしてしまいました。

なにぶん、楽譜を書くのは20年ぶりくらいで・・・
下手っぴでゴメンなさい。
でも、おもしろかった~。


🌙 🌙 🌙


写仏+音楽という新たな試み、
穏やかで楽しいひとときに、心が軽くなった気がします。

写仏って、いいですね。

次はどの仏さまを描こう?
奈良の仏さま?
それとも地域の石仏?
そのときどんな音楽が流れてくるかな?

ゆっくりと、そのすべての時間を楽しもうと思います。


以上、つきふね部員からの写仏部活動報告でした~🌙


<今回の脳内BGM>
ショパン作曲 エチュードOp.25-No.1 演奏時間:2分37秒
よろしければ、どうぞ。

ショパンコンクールの公式チャンネル、瑞々しく素晴らしい演奏揃いです
ピアノもよく鳴っています




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つきふね
お気持ちありがとうございます。大切に使わせていただきます。