室井慎次を観て想う
久々の踊るシリーズ、室井慎次の前後編を観た。
あの空前のヒットに関わった人たちが自身の高齢化の時期に差し掛かり一人ひとりの物語りを閉じようとしている、と感じた。
主人公が、なんとなく現実と似たパラレルワールドの世界で生きているような他のドラマと違って、踊るは圧倒的なリアリティが存在するのが醍醐味だった。
創った人たちと同じ流れで歳をとり、同じ境遇に見舞わられるのもリアリティである。
室井慎次も定年を迎えて、歳を重ねることによる達観も迎え、身体にガタも来ててというのはまさにその