経営者になるということ
はじめに
この話は現在進行系の私の仕事を話していくことにもなるので、概ね次のようなストーリーで話を進めて行こうと、(モヤッと頭の中で)考えています。
- 経営者になるということは?
- 会社を作るには?
- 会社を始動させるには?
ただ本人としてもどうまとめるべきかは悩みながら進めているので、話題なども増えていく (減っていく) のではないかなと思います。
今日は私が経営者になった経緯を話して、このNoteのキックオフにしたいと思っています。
経営者のなり方
経営者になる経緯というのはいくつかあるのですが、最近のトレンドは以下の感じではないでしょうか?
1. イチから起業する
いわゆるアントレプレナーと言われる人たちです。
2. 企業内序列を上がっていき経営者陣の仲間入りをする
大企業の執行役員や取締役に多いパターンですね。
3. 投資家からヘッドハントをされて企業経営者になる
まだまだ数は少ないですが徐々に増えてきていると思います。
日本にも、ひふみの藤野さんや元MSの成毛さんなど、ホワイトエンジェルと言われる投資家が増えてきたおかげで1のパターンが増えてきています。
UzabaseなどFreeeなどを創成期のベンチャーとカテゴリーするのであれば、大きなキャズムを超えたと思っています。
日本はいまだベンチャーに対して厳しい環境であるとは思いますが、それはUSなどとの比較論であり、日本でのベンチャーが立ち上げる素地は既に生まれてきていると思います。
全ては人との出会いから始まる
ちなみに、私の場合は3に当てはまります。また会社としては、海外にHQを持つ企業の日本代表として経営者に参画したという状況です。私が現在経営している企業は、外資系本社と日本VCの合弁会社であるいわゆるジョイント・ベンチャーと言われる形式の会社になります。
なので全くイチからソリューションを作ったというわけではありません。
一方でUSなどでは比較的メジャーな経営者へのなり方でもあります。
日本で起業家と想像するとクリエイティブなアイディアを創業者が作ってガレージから企業する、なんていうアップルやHPの話を思い出す人もいるかもしれませんが、常にVCが色んな市場に目を光らせていて手持ちのビジネスアイディアを任せられる経営者を探しているのが実情です。
私のVCとの出会いはひょんなことで、LinkedinでVC関係者に全くの偶然でつながり、その方が過去に仕事したメンバーからのリファレンスによる評価を得て、面談を重ねながら今のポジションに着任したという状況です。
私自身は、どちらかといえば経営者になるということを考えていなかった人間でもあったので、今でもこの出会いは奇跡的な出会いだとおもっていますし、こういう出会いがなければ経営者にはなることはなかったと思います。
ここまで書いてて改めて思ったのは、人との出会いはすべてを覆すほどのキャリアの転換を創ることは体験をしたとともに、それは一つの職場環境や一つの企業内で生まれるものではないということも実感しました。
転職という概念はだんだん普及してはいますが、私から言えることは会社とキャリアは変えたほうが良いということです。その方が経験値と思考に深みと広がりがでてきます。もちろんむやみやたらに変える必要は無いですが、1社で経験値を深めることもできるでしょうが、日本企業的なローテーション文化を体験するよりも外部の風にあたりにいくことで生まれる人的ネットワークと企業ごとの良い文化を吸収することもまた経営者になる一つのキャリアパスになってきていることは確かなのではないでしょうか。
という感じで、ゆるーく今後もNoteを書いていければと思います。