隠された猫たちと全部?の返事
週末が来た。
それならば時間があるのだから、中々出来なかったことをすればいい♪と思うのに、
ついママの運動の予約を入れてしまう。
折角行けるんだから
折角と感じてしまう私が私を窮屈にしている。
つくづく楽しめない性分だな、とそろそろ気がついた。
予定を詰め込んで、あたふたこなし、バテてしまいをリピートしてる。
いい加減学べ、私( ;∀;)
それでも一時期よりママの具合は明らかに良くなり、筋肉のおかげかと思う。
歩くことも会話も表情も。
今日は一つのマシンにこだわってずっとやっていたらしい。奇声をあげたりやらない!と暴言吐いたりもなく、運動を開始してから明らかに背筋も伸びた。
良くなってるなら、と欲も出る。
歩けるということは移動とか足の筋肉による血圧とかにも関わってくる。
平穏な土曜日、と思いきや
昨夜火野正平さんのとうちゃこを見ていたママは、私が寝ると言ってもまだテレビを見ると言ってた。
リビングの椅子に座ったまま寝ているママを朝6時私が起きて発見、びっくりした。
朝晩はまだひんやりする。トイレに連行し寝床へ誘導。
11時に運動の前に起こすと
もう少し寝てたいよぉ、もうちょっとだけと言うも、心を鬼にして起こし連れて行った。行ってしまえば、愛想振りまいて楽しそうに終わった。
こういう日常、動ける食べられる話せるということが困難な状況に比べて、どれ程有難いか。
ママが天使バージョンの時はそう思う。
般若バージョンの時は
そんなこと言っていられない。
止めてということに
そうなんだけどさ、
と止めないママは昔からだけど、自分のことも儘ならない状態でそれをされると、過去の怒りが増幅して復活、結局私は許してないのかと思い知る。
好きなことやりたいことをやることが大事と読んで、好きなこともやりたいこともママが寝てる間に限定されることに気付く。
小さなやりたいことをクリアして、一つずつやってみよう。5分で出来そうな小さな好奇心とか、クラフトのデザインとかを。
気になる家事とか片付けじゃなくて。
それで気になったことを一つ目。
あれ登場。
この子達、ママの状態が著しく良くない方へ向かってる時にママに軟禁された。
帰るといつもの場所にない。
ママに聞くと知らない、という。
ママのバッグの膨らみに開けてみると一匹ずつティッシュに包まれて入っていた。
これ私の猫だよ?というと
えっ!!全部??全部なの?どれもママのじゃないの?
やるな、ママ。
返しが斜めでびっくりした。
ママの場合、認知症と診断されてから物が無くなったということは一度も言っていない。どっちかというと私が取られてた(笑)
相談員さんにもお財布がないとか言いませんか?と聞かれたが、ない。
私の財布を持って現れたことは、ある。
こういう傾向がある、というだけで認知症と言えど人其々に状態も行動も違うんだろう。
家に居ながら帰るも言った事がない。
うちのママの場合、という独特過ぎる前提があるけれど。。。
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