もしも何か知ってたら

ママが38℃を超える熱を出したのは私の咳が感染ったと思われる。
私はというと、しんどいながらコロナもインフルエンザも陰性で、騙し騙し出勤。
ママの発熱で休まざるを得なかった。

当の本人はご機嫌で元気もある。
私は肺炎なりかけかもと言われ、呼吸器内科でレントゲンや採血の検査をし、肺炎は免れた。あぶにゃーい。せーふ。



そして、ママは発達障害的その個性で、
その生活は何も変わらず私に言うことも変わらなかった。




ママ、私しんどいんだよね

あぁそう？ママは大丈夫だけど

あのねママ、

ママの調子は聞いてない。

しんどいから、ご飯も適当にしたいとか、寝たいからテレビ消してくれとか言ってる訳で、ちょっとした配慮を要求したが
配慮とか心配りとかそういうことはママの世界には無かった。




それでも週末が来た。
運動にも行かないと、猫とも遊ばないと、
ダビングしないと。。。
またhave to事項がリスト化される。



帰宅したすぐママの服が濡れていることに気付いた。お茶を溢したのか咳をしてる状態で、濡れた服は身体を冷やすといけない、とシャワーで温め、服を着替えさせようとした。



娘の優しい思いしかない。



浴室で濡れた服を脱がないと言い出し、豹変したママは



お前は何するんだっ！！
と目を見開いて拳骨で私のお腹を殴り、またしても親指を捻り上げられた。
いてててて。。




応戦してやろうか今日こそは、と思う気持ちを抑え、
思い切り殴っていいよ？直ぐに通報するから。暴行で逮捕されて刑務所で暫く暮らせばいい



と言ってみた。
ママは戸惑って、黙った。
認知症のすぐ忘れる特性を逆手に、
黙ってすぐ、



濡れた洋服が身体につくと寒いでしょ？
服を着替えて、まずは温まったらどお？



そうねぇ



やっと言うこと聞いた。
折角なので、惜しいけど私のL'OCCITANEの薔薇のシャワーバブル使って。
お腹にお茶をぶちまけて下着も濡れてたから寒かったんだろう、そのうち自分で丁寧に体を洗った。




さて、リビングに戻り
あのねママ、
今度お前はーってさっきみたいなこと言ったら出てってね。
いったい私をどれだけ傷つければ気が済むの？



と言ってみた。
ママは悲しそうな泣きそうな顔で
ごめんね。。ごめんなさい。
そんなこと言った。。。？ママが？



と言った。
さっきと顔が違う。
何かのスイッチが入った？
迫真の演技？？
精神的に分裂してるのか？？？


ここが分からない。
明らかに違う顔、言葉も違うし、表情も声も違う。



この変化について対処とか
何かご存じの方いらっしゃったら
ぜひお教え頂きたい。




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