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周り道の余白と不変と変化

まだまだ暑い、湿気が纏わり付く程の中、ママを運動へ連れていった。
終わるまで買い物に行き戻るとコーチは悲しそうな顔で首を横に振った。



大声出して動かず椅子に座り込んだという。はぁ…やってくれるねママ。
まだ時間はある。5分だけでも、とマシンへ誘導しやるように言った。


なんだ出来るじゃん!
顔見知りのメンバーさんが「お嬢の言うことは聞かざるを得ないね」と笑った。
動かせなかったマシンも初めて動かす事が出来た。こういう処がママ、ないわぁ…と思う。




帰ってから慌てて食事をし身支度をした。
久しぶりに履いたプリーツスカートを見て『それ、いいよ♪綺麗』とママは言った。 
正直少し驚いた。
今日もエレベーターの階数ボタン押せた。分からなくなっていくことを数えるより、出来ていることを見ていたい。




その後、知り合いのチビッ子に英語を教えに行った。時代は流れ教科書の他にプリントファイル、語順帳、ノート、確認テスト帳…
一体何冊あるの?という程。



教科書の下の欄には小学校のおさらいなる単語一覧もある。
驚いた。



何度も繰り返し同じ単語が出てきたり、並べ替えたり、教科書に書き込めるところや私が学んでいた頃はいつ使う?という英文だったが、セブ島でスキューバダイビングしていたりする。




凄いな、時代。
そしてかなり久しぶりに行ったガスト。
タッチパネルのオーダーは分かる。凄いノイズが近づいて来たと思ったらロボットが持ってくるのね今は(笑)


そう言えば3年位行ってなかったガストもすかいらーくも。
時代は無人化が進んでいる。
会計はセルフレジだった。


時代は進み、進みながら私達人間は出来ない事が増えて行く気がする。出来なくても良いことも含まれるけれど、機械やロボットがやってくれるから時間は創出される。




知り合いのチビッ子と英語の教科書で出たやってみよう!的問題で、昨日やったことを英語で作ることになった。その文章でtakeを過去形にしないといけない。
過去形が分からないというから調べてみてというとスマホ検索になる。




小さな辞書を1冊持つといいね、と言うとチビッ子は知り合いに『辞書ってなあに?』
と聞いた。
私は今日1日、兎に角びっくりばかりしていると気づいた。



今は教科書の後ろに出てくる英単語の意味など辞書を引いて書き出したように、調べてあって分かるのだそう。





だから、辞書引かなくても意味は分かる。
もしも分からなくてもスマホ検索で困らない時代なのだ。電子辞書ですらなく検索、答えにたどり着くまでの最短距離が用意されている。




それでも私の好きな紙の辞書なら、
調べたり隣にあった単語が目に入ったり、視点が移ったりしてそこを読んでみるという展開が新発見。


そうでなくA=○○とダイレクトに分かる仕組みがそこにある。そして、それは周り道の余白は不要な時代、を現していた。




1日驚いていて私の無知には呆れた。
どんな学び方でも、コミュニケーションという人と人を繋ぐ外国語の魅力は変わらないものと思いたい。



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これからも人の心に何かが灯る記事の為と猫のために大切に使わせて頂きます(*´▽`*)