「今、ここ」に意識を集中する練習/ジャン・チョーズン・ベイズ
わかりやすい言葉で、実践しやすい事例を紹介する良書。
マインドフルネス系の書籍では、多くの学びの言葉に出会える。
練習が多すぎるように感じるが、完璧を目指さずできるものを取り入れる。
書かれている課題を習慣化できれば、心の安らぎを手にできるだろう。
今を意識し、初心に戻り、感謝し、姿勢を真っすぐに、3回深呼吸する。
◎MEMO
すべてをありのままに受け入れて「今、ここ」にいることを学ぶと、人生の不満の多くは消え、小さな喜びをたくさん見出せる。
人は無意識でいるあいだ、人生の多くを失っている。
人生の可能性を引き出すためには、あらゆる状況で「初心」に戻ること。
優しい言葉は贈り物。それは人の心を豊かにする。
心や気分が落ち込んでいるときは、まず体の姿勢を真っすぐにしてみる。
落ち込んでいるとき、一つでいいから感謝できることを探してみよう。
身の周りの音に耳を澄ます。
待つ時間を活かして使う。
寛大さは何よりも高い徳である。
健康の処方箋は、3回の深呼吸によって心を静めること。
木々に目をとめる。
心のなかで「イエス」という習慣をつける。
心の働きを思考から意識に切り替える。
足の裏に意識を集中すると、心の落ち着きと平静さを得られる。
無常を意識すると、日々会う人たちを大切に思える。
すべてを吸収するように、人の話を聴く。
老いることの感覚は、比較によって生じる。
マイドフルネスの練習の基本は「自分は変わりたいと思っているか」という問い。
すべての出会いは、人々の益となるように自分を変える機会。
体の重心を意識する。
喜びがほほ笑みを生み、ほほ笑みが喜びを生む。
2022.11.24