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30代一人暮らしの無理しない自炊ルーティン
こんな方のお役に立てるかもしれない記事。
食に時間と気力をなるべく使わずに生きたい
でも外食やお惣菜は飽きてる
食費抑えたい
私の生活スタイル
働き方
平日週5勤務の会社員
週3日くらい出社、週2くらい在宅勤務
残業は月20時間程度
買い物のタイミング
出社日の帰宅時にまとめ買い
1週間のルーティン
noteで表を作る機能が見当たらなかったので、手書きでまとめた。こちらを見ていただきたい。
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(補足)
出社日の夜は、持参したお弁当を会社で食べてから帰宅している。
なぜなら、通勤に片道1時間半かかるので、残業帰りの21時以降に食べるのでは体がもたないからだ。
週の調理時間は合計2時間
私はたいへん面倒くさがりなので、キッチンには週2回しか立たない。
それも、在宅勤務日のお昼の1時間だけ。
1時間の間に、2、3品(=約4食分)作る。
だから段取り勝負だ。
(段取りのコツは後日別記事を書こうと思う)
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麻婆豆腐、春菊のナンプラー炒め、ぶりの豆豉蒸し
当日の昼と夜にそれらを食べて、残った分をその日のうちにお弁当箱に詰めてしまう。
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重いので本来お弁当箱には向いていないが、
プラスチックより洗いやすいのでこれ一択
こうすれば、キッチンに立つ気力が基本的にない人でも、たった1時間集中すれば後がとても楽になるメリットを感じられるのではないかと思う。
ちなみに、一人暮らしを始めた当初は、土日どちらかの半日を使って1週間分のおかず8〜9品を作り置きしていたが、せっかくの休日なのに、「平日のための労働」をしていることに嫌気が差してしまい、続かなかった。
適度に作業負荷を分散させるのが、自分の場合はちょうど良いことがわかった。
1食あたり平均300〜400円
できるだけ安く収まるよう、買い物の際は
旬の野菜や魚 ←ここでレシピを決める
きのこなどの副菜
肉
の順に買うようにしている。
野菜や魚は、季節によって価格が変動しやすい。
その時に一番安いもの=旬の食材を最初に固定しておいて、次に価格が変動しにくいきのこ類、最後にそれらに合う肉を選ぶと、スムーズだ。
こうすれば、基本的に1食分平均300円台に収まる。
経験上、この順番を逆にすると、季節外れの割高な食材を買う確率が上がってしまう。
例えば、
明日は鶏肉にしよう
→トマトソース煮込みにしようかな
→トマトを買う ←冬は高い
高いと気づいてから路線変更するのも面倒だ。
だったら、初めから割高な食材に辿り着きようがないように絞り込む順番を工夫すれば、手戻りがない。
スーパーでは一年中なんでも売られているので、作ろうと思えばどんなメニューでも作れるが、人は選択肢が多いと迷うし、面倒に感じてしまう。
でも、旬のものから考えれば、自然と選択肢が絞られてメニューを決めるのが楽になる。
何より、旬のものを食べることは、食で季節の変化を感じられる楽しみにも繋がる。
面倒なことを、少し見方を変えて楽しいことに変えてしまうのも、生活の知恵だ。
こだわりと妥協点
こだわり
作る時間を極限まで絞る
「毎食分を都度作る」スタイルだと、当然気力がなくなってしまうのと、食材の使い切りもしづらくなる。
でも、週2回1時間ずつ、まとめて4食分作れば後が楽だと思うと、少しは頑張れるかと思う。
買い物する時にも、単価が低いおまとめパックなどを気兼ねなく買えるからストレスがない。
そうは言っても、面倒くさい時が私もある。
そんな時は、自分が「食べ盛りの4人家族を養うかーちゃん」だと思い込むとやる気が出る。
「たくさん作ったから、たんとお食べ!」と食卓に皿を出す妄想をするのだ。
自分のためだけに作るのはやる気が起きないという人は、こんど試してみてもいいかもしれない。
節約食材ばかりに限定しない
もやしや鶏胸肉、豆腐などの節約食材の代表選手ばかり選んでいると、味の変化に乏しくなるので、時々は多少割高でも食べたい食材を選んで良いことにしている。
それでも、外食や惣菜に比べればトータルでは全然安く収まるのだから、ここはあまり考えすぎなくても大丈夫。
妥協点
だいたい美味しければOK
レシピは、スーパーでその時お値打ちな食材を起点に決めることが多いが、買い合わせる食材を必ずしもレシピ通りにしなくても、だいたい美味しくできる。だから細かいことは気にしない。
自分が美味しいと思えればなんでもOK!
と割り切れると、自炊は意外と楽だと思える。
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タバスコがないので豆板醤を使ったが、
だいたいOKだった
暮らしが楽しければそれでいい
正直なところ、暮らしが楽しいと感じられれば、自炊するかどうかはたいした問題ではないと思う。
でも、食以外のことに時間と気力をめいっぱい使って、心身の疲れを回復させてまた元気を出すために、やはり食事は大切なのだと思う。
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無理はせず、ちょっと賢くやりくりして、楽しい毎日をこれからも送れますように。