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自己紹介のようなもの

noteもまあまあ続けられてきたので、自己紹介を書いてみようかなと思いました。
めちゃめちゃ長いので、お時間とご興味があれば……。

【簡単な略歴】

東京出身の40代です。
動物のお医者さんをしている夫と、真面目でおっとりしたティーンの娘がひとりいます。

この記事の上の写真は、酒席で芸者さんのカツラを被ったわたしの亡き祖父です。

わたしは中学校時代に不登校を経験しています。中学受験をして合格したわりとお嬢さん系の中高一貫の女子校でしたが、一年半ほど学校にまったく行けない時期がありました。どうしても行けなくて、自分でもなぜだかも分からずとても苦しい時期でした。
その後なぜだか学校に復帰し、とはいえ週に一度は学校を休むようなペースでなんとか高校を卒業し、さらに大学卒業後いくつかの仕事を経て、いま、ひきこもりや無業の若者を支援する仕事をしています。

新卒のときは雑誌編集者になりたくて何十社も就活をし(まさに就職氷河期まっさかりでした!)なんとかギリギリで出版社に就職したけど、うまくいかないこともたくさんあって、ま~根性なしで、本当にダメダメでした。すぐに辞めちゃったのですね。「自分なんてダメだ」「自分には働くことは無理だ」という気持ちになり、だからいま支援しているそんな人たちの気持ちがすごくよく分かります。
その後は塾で社会科の先生をしたり、病院の受付をしたり、めぐりめぐって今の仕事に就きました。

ちなみに職業(資格)の名前で言うと、ソーシャルワーカー、社会福祉士です。
40代になってから一念発起して専門学校に入り、仕事と家事と両立しながら、ていうかできなくて、ウッウッと泣きながら(比喩でなくほんとに泣きました)幾つも幾つもレポートを書いて、人生で一番勉強してようやく社会福祉士の資格を取りました。
記憶力ほぼ0のわたしでも、死ぬ気でやればなんとかなるのだなと思いました。(死ぬ気にならないと、無理なんだとも)

【病気について】

40代になってから、なんだか珍しく、妙な病気にふたつ悩まされました。
そのことで悩まれている方もいるかもしれないので念の為記しておきます。

①多発消失性白点症候群(mewds)
ある日突然、右目の視界にバッと墨を散らしたような大きな黒点が飛び散り、視野が大きく損なわれました。右目がまともに見えない状態で、最初は眼底の炎症だと言われましたが日が経過しても回復せず。
大きな病院で色々調べて、この病気だと分かりました。原因不明、治療法なし、治るかも不明、という珍しい病気だそうです。
回復するかは人による、できることはない、ということでこのまま一生右目が見えないままなのかもしれないと思うと精神的にはかなりキツかったです。

人によっては3ヶ月程度ですっかり治る方もいるようですが、わたしは結果として、発症から2年くらいかけてゆっくりと回復し、視野は戻りました。視力は完全には戻りませんでしたが、日常生活には不便はないです。

②舌痛症

2023年秋、家族や周辺で大きめの病気や事件が相次ぎ、大きなストレスがかかったな、と思っていたら舌と上顎のあたりが痺れたり痛くなったりするようになりました。
最初は下の病気を疑いましたが、歯医者さんでも、耳鼻咽喉科でも「なにも病変はありません」と言われ、それでも痛みは増す一方。
口の中をバーナーで焼かれているような、それはそれは激しい痛みでした。泣きました。

あちこち病院に行った結果、この舌痛症という、ストレスや脳の誤指令から来る病気だと分かりました。いまはお薬で痛みを抑えることができていますが、ピリピリと痛みが続く日もあるし、まったくない日もあるし、そんな感じできっと長い付き合いになるのだろうなと構えています。
治らなくても、つらくなければ大丈夫だ、そんな感じで。

【好きなこと】

①プロ野球

もはやセ・リーグ箱推し(という言い方があるのか)なのですが、あなたのふるさとは、と尋ねられればヤクルトスワローズです。
1990年代、中学生の頃、野村克也監督時代にヤクルトスワローズのファンになりました。あのころの選手はみんな大好きでしたが、一番応援していたのは4番の広沢さん。ベイスターズの谷繁さんや、タイガースの亀山さんや新庄さんなども大好きでした。落合さんも。90年代のセ・リーグについては思い入れが深いです。

そこら辺のことはこちらの記事に書いております。

2023年シーズンでは、出てたら絶対に見る!!という選手は、DeNAベイスターズの伊勢投手&今永投手、ジャイアンツのウォーカー選手でした。2024年はどうなるでしょう。タイガースの岡田監督も好きです。
特定の球団へのアンチ感情はまったくないです。プロ野球というもの、そのものが好きです。

あと球団マスコットが大好きです。
つば九郎、つばみちゃん、ドアラ、シャオロンパオロン、ジャビット、ジャビットおじいちゃん、トラッキー、スライリー、スターマン、チャピー、バート、キララちゃん…。
つば九郎とドアラに会えるイベントに参加し、わたしのお悩み相談を選んでもらって、おふたりから直筆で回答を書いていただいたスケッチブックは家宝です。
そして、トルクーヤの帰国に涙したひとりです。

2023年のWBCは東京ドームに観戦に行きましたが、試合冒頭の選手紹介だけで、あまりにヒーロー大集合すぎて感極まり、涙し、力尽きてしまいました。夢の舞台すぎました。

いつか、全国の全球団の球場で観戦をしてみたいです。
2024年春現在、神宮球場、東京ドーム、千葉マリンスタジアム、横浜スタジアム、バンテリンドームしか行ったことがありません。

②音楽

クラシック音楽やクラシックギター、ピアノ、映画音楽など、歌のない音楽がわりと好きです。

楽器経験は、
幼稚園~小学校5年生:エレクトーン
中学~高校 :アコースティックギター
大学~30代:マンドリン
2023年5月~現在:ヴァイオリン
です。
クラシックギターはいつか弾いてみたい憧れの楽器のひとつです。

2023年5月から、唐突にヴァイオリンを習い始めました。完全に勢いでしたが、とても楽しく、そして死ぬほど難しいです。
これについては「憧れの楽器」というマガジンにまとめてあります(が、最近はマメには書けてません)。現在進行形で習い続けています。

③歴史

大学は史学科で近世史専攻。江戸時代の風俗について研究していました。

そもそもは中学時代に兄の本棚にあった司馬遼太郎『燃えよ剣』を読んで新撰組にはまり、オタク以外の何者でもない十代を送ってしまいました。京都や日野はもちろん「土方歳三が通った」というだけで山梨まで行ってしまったり、定期入れに土方歳三の写真を入れてたり、「土方歳三と結婚したい」と思いつめたり、けっこうキてたなと思います。

オタク仲間がほしかったけど当時はまだネットのない時代だったので、「歴史読本」などの歴史雑誌の読者コーナーで文通相手募集の投稿を見て、見ず知らずの方に手紙を送ったりしていました。思えばすごい時代でしたね。
広島に住んでいた、幕末と声優さんが大好きな男性とはその後10年以上も文通を続けていましたが、いつからか連絡が途絶えてしまい残念です。お元気にされてるかな。

④読書

太宰治、宮沢賢治、谷川俊太郎、加藤楸邨、中村草田男、寺山修司、俵万智、高村光太郎、八木重吉、遠藤周作、鈴木真砂女、銀色夏生、榛野なな恵、益田ミリ、いくえみ綾、くらもちふさこ、大島弓子、ナガノ
さんなどが好きです。
昔は小説が好きでしたが、30代あたりから随筆や日記、コミックエッセイばかり読むように。小説が読めない。なにかが退化したのでしょうか。

太宰治でいちばん好きなのは『津軽』です。
宮沢賢治は、『永訣の朝』など詩が好きです。
俳句や短歌はなんでも好きですが、なかでも加藤楸邨の俳句はもっとも好きかもしれません。
「悲しめば 鵙 金色の日を負い来」
「生きてあれ 冬の北斗の柄の下に」
ほんとうに素敵だなと思います。

あなたが好きな小説は?と尋ねられれば、現時点では、遠藤周作『深い河』と、倉田百三『出家とその弟子』、宮沢賢治『よだかの星』と答えるかなと思います。

生きるかなしみということについて、考えます。

⑤見るもの

テレビはもっぱら野球のナイター中継、ニュース、NHK、Eテレです。
18時台のニュース→NHKニュース7→クローズアップ現代→NHKニュース9→報道ステーション、とニュースをはしごしています。改めて書くとなんかやばいですね。その割には政治経済に詳しいわけでもありません。

録画して見ている番組は、「サラメシ」「365日の料理日記」「100カメ」「ねほりんぱほりん」などです。毎回は見られないけど「こころの時代」とかも好きです。ジーンとしちゃう。
見事にNHKさんにお世話になっているので、受信料ちゃんと払っています。

ラジオ「東京ポッド許可局」大好きです。
最近の心の支えです。

⑥そのほか

犬。
なんでこんなにかわいいのだろう~(孫という名の~)と、無性にかわいくて身悶えします。好きすぎて、外を歩いていて散歩している犬に出会うと振り返ってまで見てしまいます。
前世で犬となにかあったのかもしれない。
だのに、夫が犬毛のアレルギーなので一緒に暮らすことができません。

歌舞伎。
中学生の頃に初めて観て好きになりました。歌舞伎座、「平成中村座」「コクーン歌舞伎」など中村屋さんが出てくる歌舞伎が特に好きです。今は年に1、2回くらいしか行けていないのですが、観ると胸が踊ります。

東京。
父も母も代々東京出身なので、東京が懐かしく好きです。わたしのふるさとです。いちばん好きな街は本郷三丁目。東大の本郷キャンパスはいつ行っても心が落ち着きます。
大学の時には渋谷の「大盛堂」という本屋(まだタワレコの隣にあって、本のデパートだった頃)、東京駅の八重洲口のプリン屋さんでバイトしてたことがあり地の利がありますが、渋谷や新宿はかなり苦手で寄り付きがたく、銀座、日本橋、丸の内が好きです。


とりあえず思いつくままに書いてみましたが、なにか思いついたら随時更新していきたいと思います。

(2024.3.1)

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