「わたしならどうするか」なのだろう
日曜にスクーリングが終わった、と思ったら、気づいたら金曜だった。
おやっ?
おやおや??
月~木はどこいったの。
もしかして、なかった?
いえ、ちゃんとありました。
今週は、気持ちの乱高下がはげしくて、
しょぼーん凹
↓
まぁ嘆いてても仕方がない、がんばろ…
↓
激しょぼーん凹
↓
なぁんだ取り越し苦労だった、ほっ…
みたいなことを繰り返していたように思う。
そんなこんなで心がアタフタしていたから、そしてそんな心を抱えながら仕事もそれなりに忙しかったから、一週間があっという間だったのだ。
乱高下はあったものの、金曜のいま、心はなんとか凪におさまっている。
それならよし、それならよしだよね。
たとえば人からなにか理不尽な苦言を呈されたり、ムカッとくることがあった時、けっこう凹みを引きずるほう。
でも最近は、「こんな気持ちをズルズルとひきずる時間がもったいなさすぎるな…」と思い、そこから「やっちゃったこと(起きてしまったこと)はもう変えられないし、考えても何も変わらんな」と自分に言い聞かせ、「しかたがない、しかたがない」となだめる、ということを覚えてきたように思う。
45歳になったいま、ようやくだよ!おそ!
人生いくつになってもぜんぜん凹むし、リカバリー法も手探りである。とほほ。
・・・
月曜は、娘と、久しぶりに歌舞伎座に歌舞伎を観にいった。
8月納涼歌舞伎の夜の部、京極夏彦がつくった「狐花」という作品。
わたしが好きな中村勘九郎・七之助ご兄弟や、FF歌舞伎でユウナを演じておられた中村米吉さんも出演される、しかも京極作品なのでどんな感じなのだろうとわくわく。
銀座三越の地下の美濃吉で、ちょっといいお弁当を買って、娘と「おいしいね」と言いながら幕間にいただいた。
前回歌舞伎座に来た時はコロナ対策で座席での飲食はできなかったので、また、幕間に皆さんがそれぞれのお弁当を広げて食べている風景が戻ってきたのだなと嬉しく思う。
作品は、「ザ・京極ワールド」という雰囲気で、謎解き要素もあって高校一年の娘でもとても面白く観られた。とてもよかったです。
前回歌舞伎座に来たのはいつだったかな、と娘と話していたのだが、もしかしたら幸四郎さん・猿之助さんの「弥次喜多」だったかもしれない。あれは本当に面白おかしくて大笑いしながら観ていたな、続編も楽しみだな、と思っていたけれど、猿之助さんがあのようなことになってしまったのでおそらく続編は作られないだろう。とても残念だ。
夏の楽しみのひとつが終わった。
あとは、神宮球場のナイター1回、東京ドームのデイゲーム1回、そして上高地への旅行がある。
高校野球もはじまって、夏はあっという間に過ぎていきそうだな。
・・・
まあ、しょうもないことなんですけど。
しょうもない今週の思い出。
アタフタしていたある朝、問い合わせの電話や相談電話でドタバタとしていて、机の上に置いていたまだひと口も飲んでいないアイスコーヒー(セブンイレブンの)をしたたかにこぼした。
こぼしたというか、ひっくり返して床に「バッシャーン!」とぶちまけたのだ。
ひぇぇぇ~!
もしくは
ひゃぁぁぁ~!
みたいな声が出たと思う。
その時、近くに座っていたとある同僚の方は、「大丈夫ぅ~?」と声だけかけて、そのまま仕事を続けていた。
そして、少し遠くにいたとある同僚の方は、「大丈夫ですか!?」とかけつけてくれ、一緒に床を拭いてくれた。
「すみません、すみません」と恐縮するわたしに「いえいえいいんですよ」と床を拭き、「これセブンの高い方のやつ(モカブレンド)じゃないですか!やっちゃいましたねー笑」とにこやかに気持ちのフォローまでしてくれた。
とてもありがたくて、優しい人だなと思った。
で、
なんというか、わたしなら、やはり飲み物をこぼしてしまった同僚がいたら吹くのを手伝うし、フォローするよなぁって思ったのだ。
「大丈夫ぅ~?」と言って動かないってことはないと思う。
なんとなくそのことが心に棘のようにささって、しばらく、うーん…と思っていたのだが、これは結論、「わたしは手伝う人であろう」ということでいいよな、と思った。
それでいいんだ。他人がどうするかじゃなくて、わたしならどうするかなんだよな。
・・・
世間がお盆休みになる前に、つーさんのところへ行くことにした。
拘置所の面会も、やはりお盆休みは混むのである。
(普段は平日に面会に来られない人たちがいらっしゃるので)
今日を逃したら日がないよなあ、と思う。
というわけで、今日、いってきます。
暑さで参っているような手紙が届いているし、もうふた月も会いに行けていない。
様子が心配だ。夏は、窓もあかずもちろんエアコンもない独房の中は灼熱状態になる。
つーさん、元気だといいのだが。
大好きな雷鳥の里。
長野に行ってきたというデビさんからいただいた。
めっちゃ嬉しい。わたしが「雷鳥の里が好き」ということを長年地味に言い続けていたら、職場の長野へ行ってきた人がみんな「ののっつさんこれ好きでしょ」と買ってきてくださるようになった。言い続けてみるもんだ。とても嬉しい。