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梅干しとユカリ作り

梅干しと一緒にユカリも
作るようにしています。

梅干し用の赤しそを干すだけなのですが、
去年の梅干しの赤しそを干します。

このやり方は、「現代農業」という月刊誌の別冊で紹介されていました。
かなり古いものだったときおりしてますが、
号数は忘れてしまいました。

余談ですが、農業するしないに関わらず、
現代農業には農家の知恵みたいなことがよく書かれています。

図書館にも置いてあるので、時々読むようにしています。

さて、現代農業で紹介されていた方の意見では、今年のものより、一年前の梅干し作りに使った赤しそを使った方が美味しかったそうです。

赤色の鮮やかさはないですが、一年前の梅干しと一緒に保管していた赤しそです。天日で干すと、パリパリになります。

色の新鮮さは実は今年の赤しそが
良いのですが、
比べると確かにまろやかで味わい深い。


これは、塩の熟成だと私は考えています。
年月を経た味噌や梅干しがまろやかになる原理と
同じかと。尖ったような塩味が、
まろやかに変わる。

まだやっていませんが、3年前や5年前の
赤しそを干すのもいいかもしれません。

ただ、見た感じは黒っぽくて、
美味しそうにはs見えない。

誰かにあげても、「何これ?」と言われます。

でもこの一年もの赤しその方が
今年のよりもずっといい味がしますね。

おにぎりにでも混ぜたら、最高です。


現代農業で紹介されていた方は、
道の駅でユカリを毎年
販売されているそうです。


色々試された中で、一昨年の赤しそを使うようになったらしいです。

実際に私もやって見て、
確かに去年の赤しそが良かったです。

パリッパリになれば、
手でも粉になるくらいです。

余力ですが、
梅酢も干し梅塩も進めています。

梅酢も去年のものを天日で伸ばすように少し干しました。色は良くないです。でもいい味出てますね。塩の結晶がきれいです。
こちらは、今年の梅酢を少し干しました。
これは負けじといい感じです。
さわやかさ、フレッシュ感は
こちらの方がまさります。 
こちらが新酒、ボジョレーヌーボー、 
去年のがボルドー ワインみたいな
イメージです。

どちらがいい、悪いではなく、
天日干しが興味深いですね。

梅酢もツボに入った状態ですが、天日に晒すことで、味が変わります。

この強烈な暑さだからこそできることです。

今するのは、暑いし、じゃまくさいと思うかもしれません。
でも、こういった手作りしたものは、後で必ず役に立ちます。

賞味期なし、腐らず、年月が経ってさらに良くなる。

市販のユカリを買うのもいいですが、
作っておいて損はありません。

これがお盆明けだと、日差しが弱まります。

サラダやパン作りにも使えるユカリ、
梅塩。

腐敗や雑菌を防ぐので、
とても貴重です。

ステンレスより、ホウロウのタッパーが良いと思います。また陶器のお皿などいろいろか用意してたくさん作りたいところです。
薄く広めないと夕方になっても液体のままです。1-2mmくらいの厚さでするとちょうどいいです。
一度にたくさん作りたいところですが、欲張ると時間かかるだけです。
梅酢の濃縮バージョンみたいな味です。
強烈です。
でも、体が欲している味なのか、とても美味しく感じます。
ほんの一口で元気になるような味です。

梅酢も干すと干さない梅酢とは
また違った味です。
大きなトレーに広げて
たくさん梅塩を作るのも
ありかもしれません。

真夏の炎天下はさすがにきついとは思います。

ですが、今だからこそできること、
やっていこうと思います。


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