そば湯とそばがき
おそば屋さん定番の無料サービスの
そば湯を思い出し、
時々作っています。
思ったのは、寒い時期には最高のものかと。
そば湯にしろ蕎麦がきにせよ、
少し口にするだけで、
一気に体が温まる。
日中は暖かいとは言え、
朝早い時間はまだ寒い。
そこで最近はそば湯であったまって、
動く、ということもしています。
改めてそば湯を飲むと、
一気に体は温まりました。
そして空腹感も消えたかのよう。
これはいけますね。
眠くならない、
というのも実感しています。
白ごはんって、その時は食べ応えや味が
いいんだけど、
後で眠くなることが多かった。
そば湯、そばがきだと眠くなったことは
一度もない。
そのままでも十分ですが、
不足なら、味噌や梅干しを入れても
いい感じです。
いい塩があれば、とても
美味しく味わえます。
極め付けは、さらの
鰹節をさっと削って入れる。
これで最高です。
そば湯は普通、ざる蕎麦を
頼んだ場合に
最後に出すものなんですが、
寒い日は追加でそば湯、
そばを頼んでいなくても、そば湯を
希望される人もいました。
そういう人は、そば湯で
温くなることを
知っていたわけですね。
だから冬でもざる蕎麦、
あるいは
再度さっと湯通しした、
あつもり蕎麦を
たのむ。
そしてそば湯で
さらに温まる、
そう考えれば、家でも寒ければ、
そば湯ってありですね。
また応用ですが、
そばがきも結構好きです。
そば粉は混ぜる温度に
よって硬さや
味まで変わる。
水から練って火にかけて仕上げれば、
簡単なのですが、
色々とやり方があります。
私の場合は、
ぬるま湯でそば粉を泡立て器で溶かす。
火にかけてしっかり熱が通って、
ふわっと軽くなるまで
木べらで練り上げる。
そしてお湯を入れて、
浮かせる。
色んなやり方があるのですが、
それぞれ、全く別のものになるくらい、
不思議です。
そば粉特有の性質が
あるようなので、
色々とやってみると
いいですね。
さっと蕎麦がきを
作ってみたけど、
木の葉までやった方が
楽しめました。
手が真っ赤になりますが、
手も体もあったまる蕎麦がき。
おにぎりを握った時と
同じ感覚です。
名前の由来は不明ですが、
ガキ、というだけあって、
遊び感覚があってもいいかなと。
固めて焦げ目を出せば香ばしくもなる。
薄く伸ばして焼く、というのもあります。
クレープもできる。
キリがないくらい、
そば粉は色々と活用できます。
ただ、そばがきやそば湯に関しては、
新鮮なそば粉がいいです。
というのは、蕎麦がきだと
そばの風味が
まともに出ます。
そば専門の製粉会社のものか、
信頼できるおそば屋さん
などから手に入れる、
などするといいです。
蕎麦つゆがあれば
いいかもしれませんが、
そのままでも、十分です。
意外ですが、黒糖を少し入れても
よくあいました。
寒いとつい気軽な
インスタントのポタージュに
手が出るかもしれませんが、
そば粉、うまく活用すれば
結構いいものです。
ちょっと胃腸負担があるな、
さっと温まりたいな、
なんていう時は、番茶かそば湯で
とりあえず暖かくする。
白米かそば粉、どちらか選べ、
と言われれば、
今の私なら、そば粉一択です。
そばは、体を温めてくれる、
空腹感も満たしてくれる、
加工は自由自在、
色々できそうですね。
そば粉、小麦粉よりずっと
利用範囲があります。
蕎麦粉は、ロシアを初め、多くの国で活用されている穀物です。
蕎麦の風味を特に大事にするのは
日本だそうです。
話が飛びそうなので、
これくらいにしますが、
とにかく、そば湯そばがきは、
そばの風味がまともに
味わえるものです。
新鮮で良い風味のものを
さっと使う、
別に麺までしなくても、活用できるのは
魅力的です。
時間もわずか数分でできる。
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