食べることは生きること
だと言ったのは誰だったかな。
何かのキャッチコピーだったような気もするし、有名な料理人の言葉だったかもしれない。
話題になってから後追い一気見するで定評がある私は昨日『アンメット』の最終回を視聴し、久しぶりに嗚咽が漏れるような涙の流し方をして、昨晩はちょっと頭が痛かった。
いくら杉咲花さんの食べ方がかわいいからと言ってもここまでミヤビの食事・何かを食べているシーン出すのって何なんだろう?と序盤から思っていた。
中盤くらいで、混沌とするミヤビの日常に唯一安らぎをもたらし自然と笑顔になるきっかけが必要だったのかな、とか、
今日しか生きられない彼女が、慌ただしい日常に埋もれてしまう食事の時間を大切にすることの大切さを伝えているのかな?とか思ったりしてた。
でも最終回。
あの感動とも切ないとも違う、愛おしさと苦しさに胸がきゅうううん!となって仕方がない最終回を観て、
ああ、何かを食べておいしいなって思うだけで幸せなんだ、ということ、
食べる、ということが、大切な相手を大切に想うことにも通ずるんだということ。
を、思ったりした。
ぐちゃぐちゃに泣きながらね。
あと、他人と自分を区別する機能:内側前頭前野(medial prefrontal cortex)の話も超好き。
他人や人を区別するここの機能が、好きな人や大切な人や恋人に関しては区別しなくなり、自分と同じように感じてしまうんだって。
なんてロマンチック。
だから夫婦って似てくるんだろうか。
一昨日、磯野真穂さんの『ダイエット幻想』を読了し終えたところです。
(先月の推しとの対談イベントまで磯野さんのこと存じ上げなかったのだけど、話し方と物の捉え方、思考の仕方が素敵だなあと感じたので著書をひとつずつ拝読している最中。)
この本がね、またそりゃ良かったんだ。
タイトルから想像していたのとは全然違う切り口がたくさんあって。
壮大でもあるけれどとても卑近な話。
気づきと思考のきっかけをたくさんもらった本でした。
ここから3本記事を書くので興味ある方はお付き合いくださいませ。
第一弾:育児的なお話。
第二弾:育児寄りだけど対人関係のお話。
第三弾:食べることのお話。
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