俺の生き方をとやかく言う資格がお前にあるのか?
人生はあっという間だ。
振り返ると、僕の人生は後悔と反省ばかりだ。
恨むことも悔やむ事も、生きていても死んだとしても。
僕の中では一生のトラウマだ。
名前を付けられた時点で呪いのようなものだったのだから。
僕の人生は何だったのだろうかと思い悩むよりも、幸せとは何だったんだろうかと想い苦しむ気持ちの方が強い。
何より今、悲しみの果てにあった答えが「このあり様」か、と絶望している。狂おしい。愛おしい。
あの時は一体何だったんだろうか。
想い出はいつも悲しい。
僕は、「一時の快楽」や、「ひと時の癒しや安心」を求めている。
それを現実から目を反らして逃げていると言えるのだろう。
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アートアクアリウムに行くと思う。
「スタンドバイミー的な?」と言われたから、僕は期待をした。
色々と頭の中で考えていた。期待したのだ。
だから
映画を二本も観て、感傷的になり過ぎたら大変な事になる。
やっぱりどこか現実的に妥協点を打っておくべきだった。
現実的に生きて、目を覚まして、生きていく道を。
チャンスを無下にするべきでは無かった。
わかっていなかったのは、「いつか あの子に逢えたら、いつかあの子に逢える」と、夢を見てしまった事が 僕の人生の最大の過ちで、この無様なあり様を生んでしまった最大の勘違いだ。
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ともかく今は、どこかに行きたいのだ。
変な意味はない。
完全にないかと聞かれたら、臆病風に吹かれているだけで そう言い切れないけれど、そういう変な意味はない。
旅するバンドワゴンのようなものを僕は好む。
一緒にいる相手は恋人ではないのだから。
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抜け切っていないような、カーテンから差し込む光が眩しく。
薄目を開けるような日の光。まばゆい日差しと音楽があれば良い。
気だるくも、気持ちが良いベッドや人の温もりが欲しい。
「愛の物語はハローとグッドバイ」
やっぱりどこか現実的に妥協点を打っておくべきだった。
現実に生きて、目を覚まして、生きていく道を、チャンスを無下にするべきでは無かった。
僕はこれからどうして生きていけばいいのだろう。
どうやって生きていこう。何を生き甲斐にして生きていけばいいのだろう。
「他人の心を粗末に扱うな。お前の心を粗末に扱う人間は相手にするな。」
まさに、この通りだ。 僕はこれを言ってるだけなんだ。