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うつ病になったら、ゴミを減らそうと思うようになった話

記事を訪ねてくださってありがとうございます。
素直なおなすです。

日常生活の中で、「これ、ゴミになるもの減らせないかしら...」と思う機会が増えました。

きっかけは、自身がうつ病になったことです。

は?

関係なくね?

まあまあそうおっしゃらず。

うつ病と診断されて1年半ほど経ち、そこそこ元に戻ってきたところもありますが、診断された当初はまあひどいもんだったんですよ。

負の感情を抱えて横たわっていることしかできなかったんです。

でも人間ですから。
最低限生活していくわけですよ。
生活していく、というか、ありがたいことに支えてくれる人が近くにいて、その人に「生かされていた」という感じですね。

そしたら、どれだけ動けなくても仕事ができなくても、出てくるんですよ。

ゴミが。

なんということでしょう、って気持ちでした。
どんよりの塊になって転がっていることしかできていないのに、生産性のあることは何一つできていないのに、ゴミは出てくる。
もう匠の熟練の技ですよね。

生きているだけでこんなにゴミが出てくるのかと。

ここで思ったんです。
生きているだけで人様の役に立てていないのだから、せめて自分から出すゴミの量、減らせないかなと。

黙って横になっているとどんよりに飲み込まれてしまいそうになるので、基本的にはスマホと一緒に寝ていました。
そこで、しょっちゅう「ゴミ削減」について調べるようになりました。

症状が安定してきて、自分で自分のことができるようになってきた時、いざ実践です。

自分にできそうなことは、以下の3つでした。
①生ゴミを堆肥にする→燃やせるゴミを減らす
②プラスチック製品の使用と購入を減らす
③「利便性」よりも「ごみの量」で考えてみる

①のために、「パリパリキュー」を購入しました。
生ごみを乾燥させて、嵩を減らすことができ、処理したものは堆肥にも活用することができます。
これのおかけで、生ゴミを燃やせるゴミとして出すことが、0ではないけれど、ほとんどなくなりました。
作った堆肥は、家庭菜園で使っています。

②と③のために、今の生活の中のプラスチック製品について考えました。
めちゃくちゃ多い。
当時、お湯に溶かして飲むことができるカフェオレにハマっていましたが、これすらもプラスチックの袋に個包装されているわけです。

うーん、コーヒー豆、挽けばよくないか。
コーヒーフィルターも、ペーパーレスの物があるし。
淹れた後のコーヒー豆はパリパリキューにお願いすれば堆肥の一部に。
1杯分、ゴミゼロ!

その考えでいくと、紅茶もティーバッグ入りのものを買わなくても、茶葉だけ買えば、紅茶も淹れられる急須で美味しくいただける。
飲み終わったら茶葉をパリパリキューに頼む。
1杯分、ゴミゼロ!

よしよし、軌道に乗ってきたかしら?

というような流れで、少しでもゴミが少なくなる選択をすることができるようになってきました。

きっかけは決してポジティブな感じではありませんが。
でも、うつ病になっていなかったら、こんな風に考え方が変わっていなかったかもしれません。

個人的には、考え方が変わって良かったと思っています。

結果オーライということで。


最後まで読んでくださりありがとうございます。

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