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わたしの話

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わたしを知るためのヒントのような話。
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#祖母

誰のせいでもないことが一番やっかいなの。

誰のせいでもないことが一番やっかいなの。

そう。
わたしはいつものように誰かのせいにしたかった。

子供のころ、よく母に言われていた。

"ほら、またヒトのせいにして!"

わたしは、わたしが悪いことをしても、

"○○があんなことしたから、仕方ないじゃん"
"○○が先にしたんじゃん!"

なんて、ヒトのせいにしてしまう子だった。

子供ながらにも、ヒトのせいにしてしまうたびに、なんだか分からないけれど、自分の価値が少しずつ少しずつ下がっ

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洗濯が終わるまであと3分。それまでに書き留めておこう、ばあちゃんのこと。

洗濯が終わるまであと3分。それまでに書き留めておこう、ばあちゃんのこと。

ばあちゃんとは、16年間程一緒に住んでいた。


私は小さい頃はばあちゃん子だったみたいで、当時住んでいた一軒家から、よくばあちゃんの自転車の後ろに乗って、ばあちゃんちに一人お泊まり、というのをしていたらしい。
あんまり覚えていないのだけど、なんとなくばあちゃんちの枕の感覚だけは覚えている。

それとよく周りからは、ばあちゃんにそっくりねーと言われてた。ちっちゃい頃は丸々としていたからかな。
(

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