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Panasonic LUMIX DMC-FX70-P (エッセンシャルピンク)|パナライカ散歩
仕事仲間の3歳になる娘さんが先日遊びに来た時に、コンデジを気に入りまして、デジカメをプレゼントすることにしてみました。
レンズがせり出たまま、一回や二回は転ぶだろうと想定して、
ルミックス DMC-FX70(メーカー商品ページ:https://panasonic.jp/dc/p-db/DMC-FX70.html)という約1400万画素、2010年発売のコンデジがお手頃価格でありましたので、色に女の子らしいエッセンシャルピンクというのを選んでみました。
せっかくの機会なので動作確認がてらチェックの試し撮りに出かけました。
パナライカのコンデジということでレンズに「ASPH.」の文字があります。
【 ライカ購入ガイド 】というWEBサイト(http://leica.ne.tv/glossary/asph-hikyuumen.html)によりますと、
『ASPH(アスフェリカル、英語: Aspherical)とは、非球面レンズのことを言う。主に歪曲の補正のために用いられる。通常の球面レンズに対して製造コストが高い(上記WEBサイトより抜粋)』と説明されています。
比較的エントリークラス側にあったコンデジと言っても、競合他社商品に対抗するため、当時並々ならぬと言ってもよい企業努力が注がれてきた痕跡を感じます。
太陽光に反射する自動車のメッキも撮ってみたのですが、
手塩にかけたレンズ構成のなせる業なのか、まったくフリンジが出ず、驚きました。
茎の細毛もしっかりと捉え描くこの精細感、驚きます。
発売当初は3.5万円前後、販売終了間際は新型機と重なって販売されていたと思いますが、1.8万円前後と推移をしたようです。
今ではスマホがありますので、わざわざ持ち歩くという方も少ない時世ですが、2,000円台で見つけることができました。
ネットの時代、すぐに見つけることができるだけでなく、
中古品の流通が活発化し、十分な性能、機能を備えた物が、安価に手軽にいつでもいくつも転がっている、これら利便性の高い時代に有難くも思うところです。
コンデジ一つで、3歳となった女の子に多くの好奇心を呼び起こす機会となれば、
これらを手軽に実現できるハイコストパフォーマンスの時代ともいえそうです。
10年前、何をしていたのか。
今よりも若かったその頃を思い出してみるきっかけにもなったりします。
ピンクのコンデジをもってうろつくのはいささかあれですが、気にせずに、いつもとは違う散歩コースとしてみました。
LUMIX DMC-FX70の作例にもなりませんが、
まだまだ中古として流通している製品のため、お手にしようとしている方がいれば、何かの参考になれば幸いです。
この散歩で250枚ほど撮りましたが、満充電したバッテリーはメモリが一つも減ることなく、
背面液晶はタッチパネルで感度や操作性も悪くなく、
楽しい散歩を過ごさせて頂きました。
2010年当時のコンデジですので、若干白飛びはしやすく、
露出は下げて撮影しました。
手振れ防止機構付きながら軽量コンパクトですので、望遠時は手振れがしやすいですが「連写モード」で三枚撮れるので、これを使うのも一つかもしれません。
Panasonic LUMIX DMC-FX70-P (エッセンシャルピンク)
ケースが奇跡の新品であったので、これも揃えてみました。もちろん散歩へも。