マガジン

最近の記事

発見のデザイン | Xデザイン学校マスターコース2024 #5

ユーザに対するインタビュー結果から、様々な価値の発見があった。これらの発見に利用した方法は上位下位関係分析やKA法である。これらを利用した感想や気付きをこの記事で話していく。 上位下位関係分析 これは、インタビューのありのままの事実→その事実のユーザの目標→目標からユーザの本質的価値を導くという分析方法である。 インタビュー結果の羅列をして、目標・価値の発見をするといったシンプルなものであるので非常にやりやすかった。 一方で、背景情報やなぜその結果をしたのかというコン

    • 理解のデザイン | UXリサーチと調査計画 ,エスノグラフィ,行動観察 | Xデザイン学校マスターコース2024 #4

      概要ユーザーの行動を理解しているか、ユーザーが欲しいものを理解しているか、ユーザーが(意識していないが)潜在的に欲しいことを理解しているか それぞれをキャッチアップし、体験設計やプロダクトに活かすためにユーザーを理解するためどうしたら良いか。のデザインを行う必要がある。 以上で示したような"理解"を最大化するために、ユーザーリサーチやユーザー特性の可視化を行うことでより本質に近づくことができる。このようなリサーチの方法はシーンや視点に応じて様々なものが存在する。 ビジネ

      • マインドのデザイン - Xデザイン学校マスターコース2024 #3 ビジョンとパーパスの発想と具体化

        なにか行動する時、モノを作るときは必ずその作業に対する意識や姿勢が成果物に影響する。 そのため、マインドをデザインすることは重要である。これは特にチームで協業する際は、自信だけでなく意識が相互作用するためパフォーマンスに影響する。 マインドという視点でより良い物を作るには以下について留意する必要がある。 心理的安全性エドモンドソンの4つの心理的安全性を損なう要因と特徴行動によると、心理的安全性が低くなる原因として「無知」「無能」「邪魔している」「否定している」と思われる

        • 観察のデザイン - Xデザイン学校マスターコース2024 #3.5 観察ワークショップ

          ユーザー視点に立ったプロダクトを作るためには、まずユーザーを理解することが必要です。ユーザーを理解するための方法には、以下のようなものがあります。 アンケート インタビュー エスノグラフィー 何を選ぶかは目的によって異なりますが、特にエスノグラフィーは、ユーザーを深く理解するための有効な手法です。 エスノグラフィーを行う際に気をつけるべき点は以下の通りです。 調査対象との関係構築:調査対象にとって調査者は異物であることが多いです。挨拶や缶コーヒーを差し入れるなど、

        発見のデザイン | Xデザイン学校マスターコース2024 #5

        • 理解のデザイン | UXリサーチと調査計画 ,エスノグラフィ,行動観察 | Xデザイン学校マスターコース2024 #4

        • マインドのデザイン - Xデザイン学校マスターコース2024 #3 ビジョンとパーパスの発想と具体化

        • 観察のデザイン - Xデザイン学校マスターコース2024 #3.5 観察ワークショップ

        マガジン

        • ロードバイク
          1本
        • AI
          2本
        • Figma
          1本
        • マイクロインタラクション
          3本
        • 副業
          3本

        記事

          ビジネスモデルのデザイン - Xデザイン学校マスターコース2024 #02 ビジネスデザインリサーチとビジネスインタビュー

          ビジネスとはなにかビジネスとは何か?辞典には次のように書いてある。 この3つの例を見ると、「仕事や商売、事業、組織そのもの」、「お金を稼ぐ行動」という意味があるように見える。 前者にフォーカスすれば、ビジネスとは何かしらの「目的を実現する活動」であり、目的のために仕組みをデザインすることをビジネスデザインと考えることができる。 一方で、ビジネスには利益という視点もある。「目的を実現する活動」は直接的な利益を生まないかもしれないが、目的を達成する過程で買い手、売り手や社会

          ビジネスモデルのデザイン - Xデザイン学校マスターコース2024 #02 ビジネスデザインリサーチとビジネスインタビュー

          多視点によるデザイン - Xデザイン学校マスターコース2024 #01 ブートキャンプ

          多くの視点を持つことは、何かを改善したり新しいものを創り出す際に非常に重要です。特にサービスデザインにおいては、主にヒト・モノ・ビジネスの視点が必要となります。 ヒト:ユーザーやステークホルダー モノ:プロダクトデザインやUIデザイン、アプリのようなものなど ビジネス:ビジネスモデル しかし、これでは不十分な可能性があります。例えば、民泊事業では近隣住民が該当します。もし、宿泊客が騒いだ場合はどうでしょうか。近隣住民が不満を抱き、事業に反対する可能性があります。そのた

          多視点によるデザイン - Xデザイン学校マスターコース2024 #01 ブートキャンプ

          2023年のFigmaのアップデートを振り返る

          この記事は、Figma Advent Calendar 2023の25日目の記事になります。 2023年のアップデートを振り返ります。「あーこんなのあったなー」とか「この機能なしでデザインするなんて考えられない」などの感情を抱きながら見ていただければと思います。 Januaryコメント機能における太字などのリッチテキストが拡充されました。デザインレビューがやりやすくなりましたね。 Februaryリアルなビデオプレイヤーを簡単に作成できるようになりました。プロトタイプに

          2023年のFigmaのアップデートを振り返る

          Elevation.AI - 生成AIによるジェネラティブアートアイデアの自動生成

          この記事はProcessing Advent Calendar 2023 の 13 日目の記事になります。 はじめにジェネラティブアートのアイデアを作成するWebアプリケーション「Elevation.AI」を作りました。 このサービスでは、ユーザがジェネラティブアートのコンセプトを入力すると、生成AIによってp5.jsのコードが自動生成され、実行結果が表示されます。 下記リンクから試すことが出来ます。 How to useこのWebサイトでは、まず、あなたが生成したいジェ

          Elevation.AI - 生成AIによるジェネラティブアートアイデアの自動生成

          【コーポレートサイト】 ヘッダーには「ホーム」または「トップ」のどちらを入れるか

          概要ヘッダーにホームまたはトップという文言を含めているかどうか、既存のコーポレートサイトを目視確認して調査しました。対象は、TOPIX Core30(2023年11月)の企業です。 結果、30企業中4件がホーム、トップが0件となりCore30の企業の多くはヘッダーにホームもしくはトップを入れないという選択肢を取っていました。 加えて、先頭のページはどのように呼称しているかを調査しました。ホームと言及している企業は14件、トップは6件となり、ホームが優勢であると考えられます。(

          【コーポレートサイト】 ヘッダーには「ホーム」または「トップ」のどちらを入れるか