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偶然を必然にできるたった1つの心がけ

合言葉はmotion before emotion

私は今の仕事をして20年が経ちました。
とても恵まれた環境ながら、会社の業績悪化による環境変化でキャリアチェンジも視野に入れつつ日々過ごしていました。

しかし、魅力を感じ入社した20年前と今とではどうしてこんなにモチベーションが変わってしまったのか? ふと考えたときに大学生の就職活動を思い出しました。


*Fラン大学でも希望はつかめる

私は一年浪人も虚しく、Fラン大学に通いました。
在学中4年間やってきたことは、バイトとラグビーだけ。
そんな学生をエントリー前でふるいにかけるのは当然の時代でした。

なぜ、Fラン文系大学出身・資格なし・パソコン使えない、おまけにコミュ症な私が、製薬会社の営業で今まで勤めてこれたのか。
その答え『motion before emotion』についてお話します。
考えるよりまず行動することで、感情が後からついてくる。です。これは、私が尊敬する越川慎司さんがお話される1つでもあります。

*フィルタを破る行動のモチベーション

この学歴を会社のラベルで消したい。
当時、その安直な気持ちが行動の原動力でした。しかし、どの製薬会社の説明会にエントリーするも学歴フィルタに阻まれました。
学歴フィルタとは、説明会申し込みや出願を学歴で調整することです。
私は説明会参加申し込みのアクセスも、どの会社も常に満席表示。当時は何の疑問も感じませんでした。

しかし、どんな雰囲気か記念に一目見にたいと、満席表示された会社説明会場に行くと空席が目立つ。
当日キャンセルか?
申し込みできなかった旨を担当者に伝えると、快く許可をもらいいただき参加。
そこで知り合った参加者の学生(東京6大学在籍)に今回の募集を聞くと、前日に申し込んだと教えてくれました。
その瞬間、会場に入れればまだチャンスがある!そう確信した途端、motion スイッチが入りました。

*偶然を必然に変えた瞬間

まだいける。
私は内定を勝ち取った自分の姿をモチベーションに、とにかく満席表示の会場へ片っ端から飛び込みました。驚くのは20社以上飛び込んだものの、1社もNo.を言われず参加することできました。(それだけの数、フィルタにかかり続けた大学だったのか…)
今の会社もフィルタに阻まれた1つで、飛び込みで内定を勝ち得た会社でした。

面接ではこの経験を逆手に取り、現在進行形の就職活動での取り組みをPRポイントとしてアピールしました。
知恵やスキルの不足は行動で補い、微妙なコミニケーションスキルも熱意で押し通しました。
他の学生とは違い、異端なイロモノだと映ったに違いありません。その期待に今の会社は先行投資してくれたのかもしれません。

*motion before emotionでもう一度仕事に輝きを

20年前を振り返り、今の会社を選ぶに至った記憶を呼び起こすことで、仕事に向き合う前向きさを取り戻したい感情が蘇りました。

最後に、営業職を目指す学生のみなさんへ。
就職活動で、将来営業職で活躍する姿をイメージして、模擬営業の実験をしてみてください。
インターンでは得ることができない会社のリアルを知ることができます。その活動があなたの引き出しを豊かにします。

人生は誰も予期できない。だけど自分でより良くできるのも人生。偶然を必然に変えるのはあなたの小さな行動から。

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