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阪急電車には適温がない/すれ違う人の人生を思う

阪急電車には適温がない。
暑い日に、クーラーが効いている車内を願って乗車すると、そこにはとても暖かい空気が待っている。
寒い日に、寒さを癒す車内温度を願って乗車すると、そこには"まるで北極"が待っている。

同じく阪急電車を通勤に用いる親友と、度々車内温度について話す。
そんな折に親友が名言(?)(個人的にとても好きな表現)を出した。

クーラーの温度設定はわたしたちに任せていただきたいということ

(この、少し下手な英文和訳みたいな文章がツボにハマった。)
まさに。空調頑張って、みんなの心地よい通学通勤ライフをサポートしたいです。


すれ違う人の人生を思う。
日々生活していると、本当に多種多様な人に出会うことができる。
そんな中で、わたしは勝手に他者の人生を想像して、混沌とした感情になることが多々ある。
例えばこの間、下りエスカレーターで前に乗っていたおじさんのスマホ画面が見えてしまった。
そこに映し出されていたのは、3分クッキング。
あ〜おじさん、今日帰ってお料理作るんかな。。とも思ったのも束の間。え?3分クッキング、わざわざ外で見る???
わたしなら、わざわざ外出中にギガを使う動画で料理を学ぶことはしない。
あるとしても、クックパッドだとかクラシルだとか、そういうサイトでレシピを見るくらいだ。
そこで、なぜおじさんがわざわざ下りエスカレーで3分クッキングの動画を見るのかということについて考えた。
1. それは3分クッキングであるように見えて、3分クッキングではない。何か他の映像コンテンツである。
2.おじさんが、3分クッキングの大ファンである。
3.おじさんが、動画を見ないとお料理ができない。
4.何かのサイトを見ていた際に、その動画のリンクを見つけ、たまたま興味を惹かれて見ていた。

他になんか仮説ありますかね。
わたしとしては、2の仮説が正しければ嬉しいな(?)というふうに思います。

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