やりたい仕事が見つからない人へ。そんな友人の良き理解者でありたいと願うあなたへ
毎日が楽しくない、
特にやりたいこともない、
自己実現にも興味がない、、、
できれば働かずに一生生きていきたい、、、
ご自分がそのような状況にある方、または身近にそういう方がいるという方が少なからずいらっしゃるのではないでしょうか。
キラキラと生きているように見える人たちを横目に、なんて自分はダメなんだろうと思ってしまうときは、
「いやいや、今日までよく生きてきたねぇ。ほんとよくやってるよ!」とひとまず自分を労(ねぎら)ってあげるところから始めるのがとてもとても大切だなと自分自身の経験から思うのですが、
そもそもなぜこのようなある種の無気力状態に陥ってしまうのでしょうか。
同じような道をたどってきたわたしが個人的に導き出した結論は、、、
①意味づけがネガティブに偏ってしまっている
②「〇〇してはいけない」というたくさんのタブーで自分を縛り付けてしまっている
③「自己否定」で心がガチガチになってしまっている
という、以上3点セットの重りが原因で海底に沈んでしまっている、です。
それではもう少し具体的にみていきたいと思います。
①意味づけがネガティブに偏ってしまっている
さて、みなさんは「仕事」という言葉を聞いてどんなことを連想するでしょうか。数年前までのわたしは、
・とにかくしんどい
・失敗が怖い
・時間を奪われる
・プレッシャーで疲弊する
・うまくいかないイメージしかわかない
と、それはそれはネガティブ一色の頭の中でした。
当時残したメモがあるので少しご紹介すると、、
仕事とは、
・たくさんの笑顔が生まれること
・たくさんの喜びが生まれること
・たくさんの笑いが生まれること
・たくさんの感動を共有することetc...
と一生懸命にポジティブ変換しようとして、毎日自分に言い聞かせたりしていました。
この、「イメージの書き換え」をするだけで元気がわいてくる方にとっては「意味づけがネガティブに偏ってしまっている」を解消することが1番の処方箋になるのかなと思いますので、ぜひご自分なりにしっくりくる言葉で試してみていただきたいなと思いますが、
わたしはと言えば、その瞬間だけ少し体が軽くなるんだけれど、気がつくとまた元に戻ってしまうという感じであまりこの方法は機能しませんでした。
完全にネガティブに偏っていた頭の中を少しでもフラットに戻すためにはとても重要なステップでしたが、この重りを外すだけでは海の底深く沈んだ自分を浮上させることはできなかったのです。
②「〇〇してはいけない」というたくさんのタブーで自分を縛り付けてしまっている
特に礼儀や常識を重んじる国民性である日本人は、この「タブー」によって無自覚に自分や人を縛り付けていることが多いのではないかと思います。
・人に迷惑をかけてはいけない
・不真面目な生き方をしてはいけない
・「きちんと」していなければならないetc...
確かにこれらの感覚はとても大切で尊く、結果的に自分自身を助けてくれる生き方とも言えると思うのですが、
「この〇〇してはいけない」あるいは「〇〇すべき」という言霊(ことだま)はとても「緊張感」が強く、行き過ぎると心も脳も筋肉もすべてが収縮してしまうため、
そのストレスを回避したい=いっそ何もしたくない
ということに繋がっていってしまうように思います。
過度の緊張はあらゆるパフォーマンスの質を低下させるので、実はこの「〇〇してはいけない」や「〇〇すべき」という言霊は想像以上に自分から(実は人からも)生きる気力を奪っているという感覚を持つことはとても大切だなと個人的には思っています。
そこでわたしは「許可」の言霊を使ってみることにしました。
・人に迷惑をかけてもいい
・不真面目な生き方をしてもいい
・きちんとしていなくてもいい
・うまくいかなくてもいい
・否定されてもいい
・文句を言われてもいいetc...
この「許可」の言霊を使ってみる、はわたしにとってかなり大きな助けになったように思います。
これによって「ガチガチ」に緊張した心と脳と筋肉が次第にゆるんで呼吸も深くなり、ほどよい緊張感を残したリラックス状態に自分を導くことができ、「〇〇してみよっかなぁ」という気持ち、つまり「〇〇しなければいけない」ではない感覚が少しずつ生まれていきました。
みなさんはどんな感覚になりましたか?
ピンときた方はぜひご自分の中にある「〇〇してはいけない」「〇〇すべき」をピックアップしていただき、「〇〇してもいい」の言霊に変換して日々自分にインストールしてみてもらえたらと思います。
「あ、なんか大丈夫かも、、」という安心感で包まれているような感覚になれたらとてもいい感じのサインなのではないかなと思います^^
さて、2つ目の重りが取れて深海から少し浮上し始めましたので、最後に残った「ヘビー級」の重りをみていきましょう。
③「自己否定」で心がガチガチになってしまっている
わたしにとって最大の重りはこの「自己否定」でした。
・自分には価値がない
・自分にできることなんてない
・自分は役立たず
・自分は迷惑な存在etc...
これはもういくら①と②の重りを取り除いたって、水面に浮上することは到底無理なレベルの重りでした。
自分の存在価値を認めることができなければ、「仕事」としてなにかをやりたい(自分にはできる!)という自発的な思いなんて湧いてくるはずがありません。
生まれてからこれまでの間にきっとたくさんのことがあったと思います。
多くの人が「自分はダメだ、、、」と自己否定に陥った経験があると思います。
特に、今生きていることに楽しさを見出せなかったり、仕事に対してネガティブなイメージを抱えている方は、そうでない方と比べてこの「自己否定」の重量が相当重たくなっていることが考えられます。
「現状を否定することでさらに成長した自分になっていける!」のはあくまでも大前提に「自己受容」がある場合のみだとわたしは思っています。
そんなわけで、「やりたい仕事が見つからない」の原因が実は「自己否定」からきているとはあまり考えないのではないかなと思うのですが、わたしは個人的に「最も大きな原因」のうちの一つなのではないかなと思っているので、
こちらもピンときた方はぜひご自分の内側に自己否定が潜(ひそ)んでいないかをみていただけたらと思います。
ちなみに以前わたしが似たようなテーマで書いた記事がありますので、もしよければ参考にされてみてください。
・「心が自由になると無理なく動けるようになる」
・「自己否定から抜け出す魔法」
・「レベルが高い、レベルが低い、という表現への違和感について」
さて、わたしにとっての重りはこの三つでしたが、みなさんを海底深く沈ませている重りはなんでしょうか。
酸素がなく、光が届かず、尋常ではないレベルの水圧で肺が押しつぶされてしまいそうな深海の世界もそれなりに興味深く、そこでしか味わえない様々な経験があるのも確かだとは思います。
もしかしたらその世界をみてみたくて、いそいそと重りをたくさんつけて生まれてきたのかもしれません。
けれど、もう十分楽しみ尽くしたかなぁと個人的には思っています。
そんなわけで「わたしももう十分!」という方は、もしよければ今日ご紹介した3つの重りを外してみてもらえたら、きっと「〇〇したい!」が自然と自分の中から湧き出てくるのではないかなと思います。
一緒に次の海へ出かけられますように、、、^^
今日の記事は思いがけずとてもとても長くなってしまいました。
最後までお付き合いくださってありがとうございました。
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こちらものぞいてみてもらえたらとても嬉しいです^^
1位「人を助けたい=傲慢?」
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最後までお読みくださってありがとうございました。
またお目にかかれますように^^