見出し画像

カーボンゼロ

ビル・ゲーツさんの本を読みました。
英語のお勉強中なんですが、その一環としての動機です。

やっぱり読了までに時間がかりましたし、100%理解したか?って問われると、きっと勘違いして訳してる部分もあると思いますが、読みやすかったので大体は大丈夫だと思ってます。

ざっくり書くと環境に関する本です。
最近、巷でたまに目にする「カーボンゼロ」とかいうのはこっから出てきたのかな?って思いました。
温暖化とか、CO2とか、その辺の周りって過激な、本末転倒ともいう感じの活動を目にする事が多いので胡散臭いイメージが付いちゃってました。

ところがこの本。すごく丁寧に書かれてて、データ?エビデンス?根拠的なものもその都度書かれてあり、
今の段階の地球の状態ってこんな感じなのかあってのがしっかりわかる本でした。

いくつか僕が「へえ〜」って思ったことを羅列します。

・氷河期の平均気温は、今の地球の平均気温より6度低いだけ。
・恐竜が活躍してた時代の気温は、今の地球の平均気温より4度高いだけ。
・産業革命から今まで平均気温が1度上昇してる。(色んな要因は考えれる)

・何故CO2が問題か。
・CO2は熱を吸収するようです。だから暑くなる。
・その影響で土地から水分が吸収されちゃって、大気中に水分は増えちゃって(きっと)ゲリラ豪雨とか、熱中症とか、山火事が増えちゃうと。
・土地が乾くので、食物にも影響が出てくると。
・CO2はとにかくずっと大気に残るようです。一説には1000年くらいかもと言われているとか。
・一方、よく言われる牛のゲップは、強烈だが、そこまで残らないようです。
・氷山とか、南極の氷とか、そこが溶けると、そこに溜まっていたCO2も出ていって悪循環になる。

ってそんな感じで。
本当かな?とか思いつつも、ビル・ゲーツさんがそこまで色々調べて語っているんだから、説得力が半端ないです。

これが第1章の簡単な内容ですが、
本当に今の状態、それにまつわる諸分野の今の段階でのテクノロジーの限界、これから出来る対策。
ってのが各章に分かれて書かれています。

対策はわりとシンプルですが、環境分野にグリーンプレミアムってゆーお金を上乗せするとゆーやつ。
電車の指定席とかを高くするってゆー感じのやつです。
それでイノベーションを何とか誘発できないか?的な。

イノベーション頼みってのが消極的なイメージですが、
現状はそれくらい厳しいって感じです。

環境問題を知るための基本的な教科書ってイメージでした。


この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?