仄かに春を感じる

朝早くの列車に乗って、父親がインドへ帰っていった。一方私は玄関で見送りをした後はまた布団の中へ入った。目を開けていても余計な事を考えるので、また眠る事にした。結局、本格的に起きたのはもう朝とは呼べない時間帯であった。とは言え、午前中と呼べる時間ではあった。今日は月に一度の病院へ通う日であったから、そのぐらいの次官には起きねば困る所であった。少しだけゲームをして、昼前と呼べる時間になったら家を出て歩き始めた。

ここ数日の寒さと比較をしてという感覚でもあろうが、今日はいよいよ本格的に冬の終わりを感じさせられる天気である。病院への道中、春に聞きたくなる音楽をイヤホンで流した。まだ若干躁転の影響が残っている事もあり、明るい音楽が中心である。そして、そんな気分である事も主治医にしっかりと伝えた。相変わらず主治医はよく話聞いてくれた。すると、躁鬱病の躁は鬱の振り子的な反動である事が多い為、鬱症状を緩和する為に薬を調整しようという話になった。結局、ラツーダが増えた。これで今後どのような経過を辿るか、主治医と共に様子見である。



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