【実は実話？】「ツッコミ神様見聞録」

『ツッコミ神様見聞録』は実話を元にしています。

もちろん、こんな神様がいるわけじゃないですよ😆

　中学男子3000mの全国大会参加標準記録を目指して、いつも一人で練習していた中学生がいました。

　その子の学校の陸上部はそんなに活動が活発ではなく、指導者もいない状況でした。
　その中で、本気で全国大会参加標準記録突破を目指し、神社の近くの公園のランニングコースで毎日練習をしていました。
　そしてそこから、お社に手を合わせて毎日お参りしていたそうです。
　中学１年生のときから毎日のように。

　その子は３年生の県総体で、雨の中ダントツの優勝をしました。しかし、あと１秒にも満たない差で全国大会を逃していまいました。

　もし、同じくらい速い子がもう一人いれば、競える分でタイムは上がって、全国へ行けたことでしょう。
　もし雨が降っていなければ、走りやすい分タイムは上がって、全国へ行けたかもしれません。

　ほんの少し条件が良ければ。そう思う人が多かったのかもしれません。会場内は惜しみない拍手に包まれていたそうです。

　そんな話を聞いたとき、私は思いました。

　もし私がその神社の神様だったら、そんなひたむきな子を絶対応援するよな。
　応援したけど及ばなかったのかもしれないな。　　　
　神様も後悔するのかな？

　そんな発想から思いついた物語です。
　良かったらご覧下さい。

　１話ごとに4コマずつありますが、4コマ合計で1000字以内なので、暇つぶしにでもご覧頂けたら嬉しいです👍