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日本の真ん中あたりで夫と2人暮らし。 27歳、海外赴任前の健康診断で甲状腺乳頭癌が発覚。 手術までの色々と経過についてゆるゆる記録。

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日本の真ん中あたりで夫と2人暮らし。 27歳、海外赴任前の健康診断で甲状腺乳頭癌が発覚。 手術までの色々と経過についてゆるゆる記録。

最近の記事

甲状腺乳頭がん記録 #11 退院1週間後、1ヶ月後

退院後の通院①退院後2日後から在宅勤務で復帰。 まだ傷口に仮留めみたいなテープが貼ってあるだけで少し心許なく、上を向いたり横を向いたりしにくいので、なるべく安静に過ごす。 1週間も入院していないのに、ずっとベッドで生活していたので、身体中の筋肉と脂肪がなくなって、体がしぼんでしまった感じ(すぐ元通りになった) 日々の生活だけでも少しは運動になっていたんだなあと実感。 退院後1週間の診察で、傷口の様子を見てもらい、特に問題がないのでマイクロポアテープという通気性が良いテープ

    • 甲状腺乳頭がん記録 #10 手術5日後(退院日)

      予定より1日早く手術後4日でドレーンの液が少なくなったので、抜いてもらう。 コワイので目を閉じていたけど、ぬるーんっと首の中を何か長いものが(管が)抜けていく感覚のあと、スポッと穴から管が抜けて、少し痛む。 特に縫ったりしないので、大きいガーゼとテープで被せて終わり。 ずっと共にしてきたドレーンちゃんとお別れ。よく頑張りました。 経過が良いので、翌日退院できるとのこと。 シャワー浴びたかったけど翌日家に帰れるならもういいや、とホカホカタオルでやり過ごす。 退院日2024

      • 甲状腺乳頭がん記録 #09 手術2日後〜4日後

        救世主ホカホカタオルドレーンが抜けるまでは、シャワーも浴びられないし、頭も洗えない。 持ってきたタオルを濡らして何となく頭を拭いてみたりするも、 結局ペターンとなって終わり。 お風呂に入れないのはこんなにも辛いものか・・・。と悲しんでいると 看護師さんが、発泡スチロールの箱に ホカホカタオルをたくさん入れて持ってきてくれた!! 体を拭いたり頭を拭いたりして、生き返る〜。 入院中の過ごし方毎日の楽しみは3度の食事と、1日1回30分の面会。 食事は夜のメニューを選べるので、

        • 甲状腺乳頭がん記録 #08 手術翌日

          手術翌日の朝翌日の朝、看護師さんが、尿道カテーテルを抜いてくれた。 手術の翌日の朝から歩けるなんて、人間の回復力すごい。 そして、待ちに待った朝ごはん! 術後食の5分粥と、やわらかいお惣菜。 36時間ぶりのご飯、美味しすぎて感動。 でも、首の傷が突っ張って、飲み込むのが一苦労。もどかしい。 さすがに体力が落ちていて、ご飯を食べたら爆睡。 術後の経過の見方 甲状腺手術ですごいなーと思ったのは、ドレーンである。 手術跡の少し下からニョキッと管が出ていて、小さいパックにつな

          甲状腺乳頭がん記録 #07 手術日

          手術当日の朝2024年5月10日。 手術当日の朝は絶食のため何も食べられず、非常にお腹が空く。 9時からの手術だったので、多少助かった。 手術後は寝たままなので、血流を良くする着圧ソックスを履いて、 着ていたパジャマから手術室に行く用のパジャマに着替えて待機。 時間になったので、看護師さんと一緒に手術室まで移動。 もちろん、歩ける人は自分で歩いて手術室まで行くので、 エレベーターにどんどん手術予定の患者さんが乗ってくる。 手術室前でオペ担当の看護師さんに引き渡され、手術の

          甲状腺乳頭がん記録 #07 手術日

          甲状腺乳頭がん記録 #06 入院日

          あっという間に入院日海外赴任前の荷物の整理などでバタバタする予定だったゴールデンウィークも、病気が見つかったおかげで(?)満喫でき、 あっという間に2024年5月9日、入院日に。 夫が毎日面会に来てくれる予定なので、忘れ物をしてもいいやと呑気な私。 手術してしばらくはシャワーも浴びられなさそうなので、 お風呂に入り、さっぱりしてから外出。 前回の手術のときは当日緊急入院だったので、今回は心の余裕が全然違う。 入院受付には人がごった返していて、日々たくさんの人を受け入れて

          甲状腺乳頭がん記録 #06 入院日

          甲状腺乳頭がん記録 #05 入院前検査

          造影CTと入院前検査この日は、全身への転移がないか調べるために、造影CT検査を受けることに。 造影剤を入れてのCTは初めてだったので、緊張して待っていたところ 検査中の患者さんが気分が悪くなってしまったらしくストレッチャーで運び出されていく。ひぃ。 自分の番になり、造影剤を入れるための点滴の針を入れてもらって 待合室で待つ間、再び迷走神経反射発動し、フラフラ。 壁にもたれかかって無心で待つ。 検査が始まり、検査師さんが 「造影剤入れると熱く感じますけど大丈夫ですからねー」

          甲状腺乳頭がん記録 #05 入院前検査

          甲状腺乳頭がん記録 #04 どうなる海外赴任

          会社に報告甲状腺乳頭がん告知の翌日、職場の上司と、 海外赴任を調整してくれている人事部に二次検診の結果を報告。 病名が病名なので驚かせてしまったけど、生死に関わる可能性は低いこと、比較的早期に見つかったため手術だけで治療できる確率が高いことを伝えると 皆さん口を揃えて、 このタイミングで病気が見つかって良かった。と言ってくれた。 確かに、海外赴任の機会がなければ毎年の簡易な健康診断では見つからず、 何年も放置していたかもしれない。 まずは仕事のことは忘れて、しっかり治療し

          甲状腺乳頭がん記録 #04 どうなる海外赴任

          甲状腺乳頭がん記録 #03 告知

          細胞診の結果2024年4月23日、再度大学病院の耳鼻咽喉科を受診。 前回の検査から、数日の間で調べた結果は次の通り。 ・甲状腺にできるしこりのうち、約90%が良性。 ・残りの10%の悪性腫瘍のうち、約90%が予後の良い乳頭がんと呼ばれるもの。 診察室に入り、先生からの言葉。 「この間の検査の結果は陽性で、細胞の形状から見てほぼ乳頭がんで確実だと思います。」 何となく予感していて、やっぱりな、という感じ。 でも、夫や父母が、私ががんだと知ったらどう思うか考えたら、辛かった

          甲状腺乳頭がん記録 #03 告知

          甲状腺乳頭がん記録 #02 二次健診

          二次健診へ2024年4月19日、近くの大学病院の耳鼻咽喉科を受診。 首って、耳鼻咽喉科なんだというレベルで未知の領域。 通常はもう少し小規模の病院でエコーや画像を撮ってから大学病院にかかるところ、5月中旬の赴任までの時間がなかったため、いきなり大学病院へ行ってくださいということに。 「あれ、画像とかないの?」と先生も困惑ぎみ。(それでもちゃんと診てくれた先生に大感謝。) 首のエコーをしたところ、「リンパじゃなくて甲状腺だよー」とのこと。 甲状腺、聞いたことはあっても今まで全く

          甲状腺乳頭がん記録 #02 二次健診

          甲状腺乳頭がん記録 #01 海外赴任前健康診断

          海外赴任前健康診断2024年3月22日、海外赴任前健康診断を受けに行く。 入社以来希望していた海外赴任のチャンスがついに巡ってきて、準備を少しずつ進めていた頃。 年に1回、会社が35歳未満の社員対象で提供する健康診断は受けていたものの、海外赴任するにあたって、35歳以上の社員が受けるような少し充実した健康診断を受ける義務があるため、健康診断専門の大きな病院へ。 高校生の時に卵巣腫瘍(良性)で手術をしたことはあったが、それ以来、今まで特に問題はなかったので、心配はしていなかっ

          甲状腺乳頭がん記録 #01 海外赴任前健康診断