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甲状腺乳頭がん記録 #05 入院前検査



造影CTと入院前検査

この日は、全身への転移がないか調べるために、造影CT検査を受けることに。
造影剤を入れてのCTは初めてだったので、緊張して待っていたところ
検査中の患者さんが気分が悪くなってしまったらしくストレッチャーで運び出されていく。ひぃ。
自分の番になり、造影剤を入れるための点滴の針を入れてもらって
待合室で待つ間、再び迷走神経反射発動し、フラフラ。
壁にもたれかかって無心で待つ。

検査が始まり、検査師さんが
「造影剤入れると熱く感じますけど大丈夫ですからねー」と言ってくれる。
確かにカーっとなって、熱かった。
後で調べたら、浸透圧の関係とのこと。からだってふしぎ。

進行が遅い甲状腺がんは10〜20年後に再発することもあるらしく、
これから毎年この造影CT検査をしなければならないらしい。
毎年これはいやだなーと思いつつ、なんとか無事検査終了。
他の入院前検査は採血やX線、心電図などで特に問題なし。

転移なしで安心・・・子宮筋腫!?

CT検査の数日後、主治医の先生から電話。
転移は見つからなかったとのことで一安心。
これでわたしのがんはステージIということになりそう。
ホッとしたのも束の間、
子宮に3センチくらいの筋腫みたいなのがあるから
念の為婦人科にかかってほしいとのこと。
高校生の時に卵巣腫瘍の手術をしてから、婦人科系は特に気をつけていたし
数ヶ月に1度は病院に通っていたのに・・
初期の子宮腺筋症とは言われていたけど、筋腫なんて聞いてないよ!と大ショック。
後日婦人科を受診し、(大学病院の婦人科の混み具合は異常だった。)
子宮筋腫と腺筋症の見分けはつきにくいが、どちらかといえば腺筋症とのこと。
今まで通りの治療を進めれば良いとのことで安心。

さあ、入院に備えないと。