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晩夏の小樽【写真25枚】

今年の夏も終わりに差し掛かり、久しぶりに故郷の札幌へと帰省した。

帰札したついでに、10年ぶりとなる小樽を訪れることに。上京してからというもの、小樽に行く機会はほとんどなく、記憶に残る街並みとはどのように変わっているのか、カメラを片手に観光客のように堪能してきた。

10年という時間は長いもので、街の雰囲気が記憶の中にあるものと少し異なっていた。街全体が観光地としての顔をさらに強めていた。

小樽運河周辺は、かつての落ち着いた港町という印象とは異なり、観光客で賑わい、インバウンドに特化したお店が目立つようになっていた。街を歩きながら、かつての小樽と現代の小樽を重ね合わせて感じたのは、懐かしさとともに少しの驚きだった。

東京ではまだ夏の名残が強く、熱気が街を包んでいたが、小樽はすっかり季節が変わろうとしていた。気温は20度台前半。

風が涼しく、時折吹く秋の香りが心地よく、空の色もどこか柔らかく、東京の熱波とは異なる優しい空気感が漂っていた。観光客で賑わう運河沿いを歩きつつも、この静かな晩夏の小樽を存分に感じ取ることができた。

撮影に用いた機材

この日は最小構成であるX-T5とXF33mmF1.4 R LM WRの組み合わせ

FUJIFILM X-T5

XF33mmF1.4 R LM WR

10年ぶりの小樽の街は、変わった部分もあれば、変わらない部分もあった。インバウンド観光客の流入や新しい商業施設の登場は、時代の流れを感じさせるものだったが、それでも街の一部には、私が知っている静かな小樽が残っていた。


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