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マイクロフォーサーズで夜の撮影が造作もなかった話【LUMIX GH5M2】

先月から始まったLUMIX GH5M2での撮影記録

前回はGH5M2がどういうカメラなのか作例を交えながらざっくりと紹介しました。

写真に興味のある方、ない方問わず多くの方に読んでいただいているようで嬉しいかぎりです。ありがとうございます。

今回も引き続きGH5M2について撮影記録を綴っていくので、前回記事をまだ読んでいないという方は先にチェックしていただければと思います。


LUMIX GH5M2はマイクロフォーサーズという夜や室内等の暗所での撮影が難しいされている小さいセンサーを積んでいるカメラです。

暗所での撮影では一般的により大きなセンサーであるAPS-Cやフルサイズセンサーを積んだカメラのほうが有利であり、マイクロフォーサーズで中々撮影をしようとは思われません。

ところがGH5M2には「ヴィーナスエンジン」と呼ばれる高性能な解像性能、高感度性能、色再現性を実現してくれるエンジンが積まれています。これにより高感度に設定した際の色被りであったり、ノイズ具合もかなり改善されるようになったとのことです。

つまりは「マイクロフォーサーズでも夜スナップ撮れるんじゃね?」と思ったわけです。ということで今回はGH5M2で夜の街を撮影した作例とその感想についてつらつらと書いていこうと思います。


GH5M2で雨の夜の渋谷を撮る

なぜこの日に撮影をしようと思ったのか、、よりにもよって雨の日に撮影に出向いてしまいました。。傘を差しながら満足にカメラを構えることのできない状況の中の撮影となってしまいました。

選んだのは夜の渋谷。ネオンの輝きが雨で濡れた道路に反射して街に彩りを与えている煌びやかな瞬間。

今回撮影に使ったレンズはLEICA DG NOCTICRON 42.5mm / F1.2 ASPH. / POWER O.I.S.のみ

なぜかここでも中望遠レンズという手振れしやすいレンズを採用して自ら撮影難易度を上げています。

とはいえ、F1.2という明るいレンズで被写体と距離を撮りながら撮影できるので個人的にはスナップ撮影において非常に使いやすいレンズです。

レンズ自体についてもぼちぼちレビュー記事を書いていきたいものですね。

カメラの設定値は基本的に以下で撮影をしていきました。

F値:F1.2
シャッタースピード:1/200~
ISO:200~400
ホワイトバランス:オート

いつもはフルマニュアルで撮影していますが、まだ慣れ切っていないカメラということもあり絞り優先モードで絞り開放にしつつ、シャッタースピードは下限1/200、ISOは上限400に設定してみました。

絞り開放も本来であればあまり使わないですが、少しでも明るさを確保したいのとマイクロフォーサーズの特徴でもある被写界深度の深さを活かすことで絞り開放でも十分にキレのある写真を撮ることができるので絞り開放にしてみました。

結果的にはこの設定で正解であったと確信しています。

F1.2まで明るければシャッタースピードも1/250、時には1/500秒まで確保することができます。さらにはGH5M2には6.5段分の強力な手振れ補正が盛り込まれているので夜でもブレることなく被写体を止めて撮影することが可能です。

今回はちょっとビビッてISOを上限400に設定しましたが、おそらくISO800でもそんなにノイズが気にならなそうなのでその分絞れそうです。

それでも絞り開放でここまでの描写をしてくれるのであればまぁ文句はないでしょう。

ネオンや街灯があるとついつい撮ってしまうのが人のシルエット。

カメラが優秀なのか、レンズが優秀なのか、僕は両方だと思っていますが、シルエットの黒い部分にもフォーカスがしっかり食いついてくれるのでシルエット撮影は造作もないです。

黒の部分以外にも夜の撮影を通してAFが迷うことがなかったので、AF性能も文句なしです。

ここまで語れば十分でしょう。マイクロフォーサーズでは高感度撮影が厳しいと思っていた方!(そのうちの一人が僕ですが...)

GH5M2では夜の雨スナップを撮れるくらいには高感度撮影でも十分に使うことができます!

「夜はフルサイズ一択」という固定観念に縛られている方がいたとしたら、レンタルでもなんでもいいのでGH5M2を使ってみるという選択はちょっと面白いかもしれません。

暗めに撮って現像時にシャドウをがっつり上げるみたいなことはさすがに厳しいですが、カメラの撮影設定でかなり絵作りを追い込めるのでレタッチ無しでも他社との差別化を図れるカメラであり、このカメラを使っていくことでむしろ撮影の腕は上がっていくのではないかとさえ思いました。


購入前に使ってみたいという方にはレンタルがおすすめ

気になるカメラやレンズはあるけどいきなり大金を払って購入するのは気が引けるという方にはカメラレンタルサービスがおすすめです。

その中で特におすすめなのが「GooPass」というサービスです。「GooPass」は一生分の機材を”今”手に入れるをコンセプトに自分の好みに入れ替えて組み合わせられる月額制カメラ機材の入れ替え放題サービスです。

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実際にGooPassを利用してみた感想や具体的な使い方については以下の記事に書いているので、参考にしてみてください。


写真が上達するヒント

以下の記事では実際に読んでタメになった写真・カメラに関する本を紹介しています。

以下の記事では私が実際に使っているカメラのアクセサリー/アイテムを紹介しています。


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