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吉本興業の広報誌「マンスリーよしもと」の編集・ライターを経て、お笑い、映画、演劇、音楽、料理、NYなどが好きでもあり得意ジャンルとするライター、編集者、企画、構成者、ブランディングなどをしてます。 お仕事連絡先→trehomnnb@gmail.com

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    大正区、港区、西区の大阪西部エリアを中心に、年に2回発行しているフリーマガジン「Lifes」の中で連載している、絶滅して欲しくない大阪弁を思いつくまま紹介しているマイ“デ”クショナリーです。

最近の記事

意味のないことにも、意味はある

7月4日(木)~28日(日)まで、阿波座にある、江之子島文化芸術創造センターにて、大昔より仲良くさせてもらっているアーティスト・小澄源太くんの個展「意味のないことにも意味はある」を開催。 昨年、大阪メトロ阿波座駅の通路が陰気なのでアート作品を展示したいという話を受け、依頼したのがコスゲン。 西区の小学生とコラボ作品を1年前に製作。素晴らしい作品4点が今も阿波座駅通路に飾られてます。 その作品展示1周年を記念し、さらに彼が50歳を迎えるということで今回の個展の企画・キュレー

    • スチャダラパー→北島ファミリー

      『スチャダラパー & STUTS Presents “That’s the Joint”』を大阪城野音で。 スチャとSTUTS、良かったなぁ。 結果、北島ファミリー化してるかのよう。 ボーちゃんの後輩を可愛がり、褒めるMC、一ミリも変わらないでいてくれてるANI、職人ちっさいおっさんSHINCOが3人合わせてサブちゃんだとしたら、庄司くんことロボ宙は山本譲二か、舞台には必ず出てた白木みのるか。 STUTSは北山たけしで、鈴木真海子は原田悠里、KMCは大江裕、AFRAは小

      • 「ホールドオーバーズ 置いてけぼりのホリディ」

        6月21日(金)から公開される「ホールドオーバーズ 置いてけぼりのホリディ」を試写で。 クリスマス休暇に、全寮制男子校に取り残された家族のいない独身の偏屈教師、家族に見捨てられた生徒、戦争で息子を亡くした給食係ら実は孤独と闇を抱えてる面々の時が過ごす2週間を描いた物語。 設定が1970年なのでオープニングに流れるユニバーサルのロゴも当時仕様がなんだか嬉しい。さらにざらついたフィルムのヴィンテージテイストも70年代アメリカンニューシネマな趣。ハル・アシュビー監督作品や「いち

        • 「ブルー 僕は大丈夫」

          6月14日(金)から公開される「ブルー 僕は大丈夫」を試写で。 突然、謎の生き物が見えるようになった女の子が、同じアパートに住んでいる謎の男と知りあったことから、それらがイマジナリーフレンド(空想上の友人)たちであることを教えられ、 彼らの存在を救うためにパートナーを探すという話。 ジェームズ・スチュアート主演の1950年の映画「ハーヴェイ」っていう主人公がイマジナリーフレンドのデカいウサギと暮らしている話が登場するのでオマージュ捧げてるのは確か。 もともとこの「ハーヴ

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          「美しき仕事」

          5月31日(金)公開となった映画「美しき仕事」をクアトロガッツさんのサイト内連載「テアトル虹」で紹介しています。  1999年に公開されたものの、日本では未公開。25年ぶりの公開となりました。ドニ・ラヴァンがいいです。 #美しき仕事 #ドニラヴァン #フランス #クレールドゥニ #グッチーズフリースクール #映画 #LGBT #クアトロガッツ #テアトル虹

          「美しき仕事」

          「チャレンジャーズ」

          6月7日(金)から公開される「チャレンジャーズ」を試写で。 若き女子テニスプレイヤーのタシは、実力と名声を手に入れていたものの、ある日怪我によって選手生命が絶たれてしまう。そんな彼女が次の目的を見出したのが、自分に好意を持つ同世代の男子テニス選手パトリックとアートを同時に愛することだった・・・。 フランソワ・トリュフォー監督の「突然、炎のごとく」のような話が現代に蘇ったのかなと思いながら見ていたらとんでもなく斜めをいく話でした。 ま、昔から男女3人集まれば色々と複雑な関

          「チャレンジャーズ」

          駄々々文4 微かな光

          昨日から展覧会を行なっている。 野外では数多くのイベントを行なっているので、正直、それほどの集客はないなと思っていた。が、快晴によって、午後から気温が上昇、ということで生き物の本能とすれば涼しげな場所を選ぶのは正しい。人々がどっと屋内の展示会場に集まってきた。 入場無料で写真撮影も一部ブースを除きOKということの気軽さからか、とにかく次々と会場に流れてくるので滞留がひどくなり、急遽、人数規制をすることに。そんなことを実は想定していなかった運営側は人手が足りず、自分も手伝った

          駄々々文4 微かな光

          駄々々文3 無限なんとか

          無限キャベツ、無限ピーマン、無限もやし、無限レタス、無限オニオンなどがある。 「これ無限に食べられるわ」、「これ、永遠やな」と言いながら、むしゃむしゃと野菜を頬張れる調理法。 大体、ごま油や中華だしペースト、醤油、おろしニンニクが使われてる。 絶対無限に食べられるわけではないけれど、普段食べられる量よりは確実に食べられる。 ただ、この無限なんとかがわんこそばみたいに食べてはよそわれるのはごめんだけど。 個人的無限なんとかなら何?と聞かれたら間違いなく無限または永遠ポリポリを

          駄々々文3 無限なんとか

          駄々々文2 新喜劇65周年展

          駄々々文も2回目。 今回は明日5/3(金)、明後日5/4(土)に万博記念公園内にあるEXPO'70パビリオンにて開催される「吉本新喜劇65周年展〜ホンワカパッパで65年」展という展覧会のことを。 昨年秋に開催するので展示企画・構成を。と依頼していただき、かつて「マンスリーよしもと」の編集や吉本新喜劇本の編集を手掛けてて良かった〜と二つ返事で関わらせていただいた。 以前、EXPO70パビリオンでは、2019年「私の大阪万博 思い出の品展」」という展覧会を、展示構成などで関

          駄々々文2 新喜劇65周年展

          駄々々文 1「々」

          5月に入った、何かしようということで、何か書くことを続けることにした。 続けるためにタイトルを付けてみようと思い「駄文」が頭に浮かんだのでもじりたいなと「駄っ文だぁ」とか「北京、ベルリン、駄文、リベリア」や「乙女の祈りは駄っ駄っ駄っ文」、「駄ー文進化論」なんか思いついたけど、結局今のタイトルにささた。駄文の間に「々」を入れてみた。ふたつ。 この文字を出したい時、いつも「涙そうそう」を頭に浮かべ「早々」と打ち込み「早」を消している。 さっきもそうだった。「々」を出す

          駄々々文 1「々」

          異人たち

          「異人たち」について小さいふのクアトロガッツさんのサイトで紹介しています。

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          「オーメン ザ・ファースト」

          4月5日(金)から公開される「オーメン ザ・ファースト」をディズニーからのご招待でひと足お先に観賞。 「悪魔の子」ダミアンに翻弄される人々の恐怖を描き世界的ヒットを記録した1976年公開のホラー「オーメン」の前日譚で、ダミアン誕生にまつわる秘密を明かした作品。 子どもの頃にバラエティ番組の映画コーナーで「オーメン」を紹介していて、避雷針が刺さるとか、トラックに積んでいたガラスが、首チョンパするとかのシーンを平気で見せてた。当時SFXという言葉なんて知らなかったから本当にシ

          「オーメン ザ・ファースト」

          「DOGMAN ドッグマン」

          3月8日(金)から「DOGMANドッグマン」を試写で。 ある夜、警察に呼び止められた一台のトラック。運転していたのは傷だらけのドラァグクイーン。荷台には十数匹の犬たちがいた。 ドッグマンと呼ばれるその男は、精神科医にこれまでの半生を語り始める。父と兄からの虐待で、犬小屋で育てられた少年時代、やがて発見されたものの流転の日々の人生はただただ壮絶・・・。が、しかし彼にはいつも犬たちがいた。その犬たちはドッグマンにとって手となり、足となって共存してきたが・・・。 ここんとこ作品

          「DOGMAN ドッグマン」

          「ブルックリンでオペラを」

          4月5日(金)から公開される「ブルックリンでオペラを」を試写で。 創作スランプに陥っている作曲家スティーブン、その妻で潔癖症の精神科医パトリシア、その連れ子の息子、そしてその彼女、彼女の移民の母、レイシストな継父、ひょんなことからスティーブンと出会う船乗りの女性カトリーナという人種のるつぼ、多様性の聖地!?ニューヨークの濃さとエキセントリックさが凝縮したようなストーリー。 最初観る前は、ブルックリンで閉館間際の劇場を立て直すためにオペラを上演するのに奔走する人々みたいな話

          「ブルックリンでオペラを」

          「犯罪都市 NO WAY OUT」

          2月23日(金)から公開される「犯罪都市 NO WAY OUT」を試写で。 一作目から好きなクライムアクション映画。今作では古くから友人でもある青木崇高くんが日本からの刺客として韓国に上陸し、マ・ドンソクを相手にスウォードアクションをくり広げてる。 前作から7年後の設定、ソウル広域捜査隊に異動したマ・ドンソクたちはある転落死事件の捜査を進めるうちに新種の合成麻薬の存在を掴む。そしてその背後には日本のヤクザとある男が絡んでいることがわかり、やがて麻薬をめぐって三つ巴の戦いが

          「犯罪都市 NO WAY OUT」

          「落下の解剖学」

          2月23日(金)から公開される「落下の解剖学」を試写で。 人里離れた雪山の山荘。視覚障がいをもつ11歳の少年が、犬の散歩帰り、家の前で血を流して倒れている父親を発見する。その悲鳴を聞いた母親が駆けつけると、父親はすでに亡くなっていた。最初は自殺か、屋根裏部屋からの転落事故しかと思われたものの不審な点が見つかり、妻であり、母親に容疑がかけられる、さらに夫婦の隠された関係が裁判の中、露わになっていく・・・。 ミステリー展開から、徐々に裁判劇になっていく展開、夫婦の関係が露わに

          「落下の解剖学」