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「DOGMAN ドッグマン」
3月8日(金)から「DOGMANドッグマン」を試写で。
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ある夜、警察に呼び止められた一台のトラック。運転していたのは傷だらけのドラァグクイーン。荷台には十数匹の犬たちがいた。
ドッグマンと呼ばれるその男は、精神科医にこれまでの半生を語り始める。父と兄からの虐待で、犬小屋で育てられた少年時代、やがて発見されたものの流転の日々の人生はただただ壮絶・・・。が、しかし彼にはいつも犬たちがいた。その犬たちはドッグマンにとって手となり、足となって共存してきたが・・・。
ここんとこ作品がどうもな〜ってのが続いてたリュック・ベッソン監督最新作。個人的には好きでした。孤独から勝手正義狂気へという部分は、ティム・バートン監督版「バットマン」シリーズのペンギンやキャットウーマンにつながる感じ。さらには神への信仰と共に向かい合わなければいけない苦難への道のりというのも(シェイクスピアの引用も)含めて深みも抱かせてくれ
ただドラァグクイーンという設定がちょっとぐらついたかな。それでもエディット・ピアフ、マレーネ・ディートリッヒ、マリリン・モンローのリップシンクパフォーマンスはなかなか見応えありました(特にピアフの曲はストーリーにもリンクしてくる)。
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先日公開された「落下の解剖学」の犬の演技も素晴らしかったけど、
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今作も犬たちの演技が素晴らしい。そして主演のケイレブ・ランドリー・ジョーンズも良かった(彼の演技に落涙)
今作を見た後に「スラムドッグス」を合わせてみると、ある意味いいかも。
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