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渡英観戦記 -はじめに- チケットのこと

欧州のサッカーシーンはリーグ戦にカップコンペティションも閉幕し、つい最近まではEURO2024ドイツ大会にコパアメリカと、濃密な2023-24シーズンを大いに楽しませてもらった。

そんな遡ること4か月程前、私ただサッカーを見るためだけにイギリスへと飛びロンドンを拠点として1か月近く滞在し、本場のサッカーというものをこの肌で実際に感じてきたので、今回は私がこの目で見た計3試合について各々マッチレポートや雑感等を現地の雰囲気含め様々な角度で個人的見解をもってそれぞれ執筆してゆきたい。
後に自分自身で旅のことを振り返って思い出せるように、又いち情報として共有させて頂ければという目的で。

間延びしないよう、短いスパンで各記事下ろせると。

・ワトフォード対スウォンジー EFL Championship 第36節 24/3/6
・クリスタルパレス対ルートン PL 第28節 24/3/9
・ウエストハム対バーンリー PL 第28節 24/3/10

こちらの3試合 現地の日程表記

夢の現地観戦にしては少し華やかさに欠けるかもしれない、BIG6らの一般に需要がありそうなゲームではなかったのかと思われるかもしれないが、理由としてはただ単に安価でより安易にチケットを取れたのが一番大きいところだった。急遽決めた渡英旅で長期的な計画で事前からチケット確保に動けなかったのも一つとしてあった。


チケットの話

この記事では「はじめに」ということで各試合の話をする前に、参考にして頂けるかは分からないが私のチケット確保談について少し。

代表的なチケット入手方法の一つとして、クラブの公式ウェブサイトで購入をする場合、プレミアリーグでは殆どで各クラブ有料のメンバーシップ制度を導入しており、加入がチケット確保の必須条件で加入をもって販売開始日や枚数の分配度合い等優先度が上がる、というのが一般的な現状。
(クラブによってチケット要項は違うので各々公式ウェブサイトから確認可能で基本英語表記なので自動翻訳機能等を駆使するのが無難。)

最初にシーズンチケットホルダー、(ランク順による)メンバーシップ会員、最後に一般販売を行う機会が来ればリリースと同時に早い者勝ち、といった順でチケット確保のチャンスが割り当てられていくイメージ。
そこにBIG6は当然のこと、更に近年力を見せつけるような中小規模のクラブ(ヴィラやブライトン等)は元々の現地サポーターの母数に新規や観光としてスタジアムに訪れる方々が上乗せされると簡単に予想すると、先述した通りで、長期目線で事前から動いていなかった私は一般販売でのいわゆるビックゲームや注目度の高い試合のチケットを取得するのは到底無縁だった。

やはり有名どころのクラブとなるとメンバーシップ加入者とはいえども抽選になることも多々で、中小規模クラブでもダービーマッチなんかは一般販売での取得も不可能に近く、試合によって入手難易度は様々。
ちなみにアウェイチームのチケットはアウェイチームが販売しており、スタンドの入場可能人数を考慮しても、より一層入手が困難。

ちなみに私が2月頃にチケットについて初心者としてあれこれ見だした段階で既にリヴァプールやマンチェスターユナイテッドは過去にないスピードでのチケット申し込みやメンバーシップ加入受付があったようで、全試合完売や受付終了しているという告知が出ており、他の数クラブも同様の事例が。シーズンのどのタイミングでそれらの状況になっていたか定かではないが、コロナ緩和後のここ近年は特に現地観戦の人気度が上がっており、チケット入手の難易度も高まり価格も高騰している。


それらを踏まえて

そんな経緯から今後執筆していく3試合になった運びで、この中で言うと、

ホーネッツとハマーズはメンバーシップ加入が不要で、割と近々の期日でも一般販売での購入が容易だった。ホーネッツについては現在、チャンピオンシップに所属していることとミッドウィーク開催のゲームでもあった要因で試合1週間前でも半分の席は空いていた記憶。ハマーズに関してはロンドンスタジアム自体十分なキャパシティがあるのと、相手がバーンリーであったことから、数週間前でもサイトでの座席指定画面で空席が結構あった印象。

残ったパレスは、メンバーシップ加入がチケット確保には必須条件のクラブで、日本円でおおよそ5000円でいわゆるベーシックタイプランクに加入してから、座席指定を経て決済のページに進めた。この試合に関しては、1か月程前からチケット確保に動いたのだが、ホームに構えるホーソンズのキャパシティがいまいち大きくないことから、残席残り僅かを奇跡的に取れた。

補足しておくと、ピッチ近くの良席やゴール裏といったエリアごとで値段や埋まり具合は変わるので把握しておきたいところと、そのスタジアム自体のキャパシティ、相手チームのいわゆる人気度(アウェイチームがビッククラブだと私のようなそのチーム見たさの観光客が多くなる)も考慮しておきたい。


まとめ

・前提として各クラブ独自の販売プロセスがあり、販売方法や開始日を公式ウェブサイトで確認し、それに通ずる告知も各種SNSで随時チェックが必要
・基本メンバーシップ加入が必須(私のようにメンバー代を妥協し一般販売や後に説明するチケットエクスチェンジを利用する手段も)

本編で記載していなかったこととして
・「チケットエクスチェンジ」という入手法があり、試合当日スタジアムに行けなくなったシーズンチケットホルダーが自身の席を販売するシステムで殆どのクラブが導入しており、思わぬ良い席を確保できることも
→クラブによって異なるが主にチケット完売後に販売開始され、試合当日に近づくにつれて出品数が多くなる傾向、この方法で機会をうかがうのも一つの大きな手でこちらも随時サイトでのチェックが必要
→しかしこちらもメンバーシップ限定の場合が多い

注意したいこととして
・私が一番に感じたのはフィクスチャークラッシュの面で、カレンダーの中で組まれているPLの試合でもリーグカップやFAカップの進出具合によっては当該チームに日程の調整が入る可能性があるということ
→仮に確保した試合が延期になってしまった場合、滞在期間で観戦できない事態に陥ったり返金問題等に直面することを避ける為、予定作成の中で延期の可能性がゼロで確実に観戦できるであろう試合を確保したい

チケット代理店
・ここまで述べたメンバーシップ加入や公式サイトでの確認作業等を省ける利点があり選択肢としてチケット代理店も一つに列記としてあると思うが、公式での購入と比較して大分高額になってしまうので今回は利用しなかった
→日本人が運営しているものだと日本語でやりとりできる安心さがあり値段が張ってしまうがお目当てのビックマッチをより確保しやすい点もある

#プレミアリーグ #サッカー #サッカーライター
#プレミアリーグチケット





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