赤司展子

札幌新陽高校校長/ウィーシュタインズ株式会社代表取締役/NPO法人インビジブル理事・社会彫刻家/一般社団法人STEAM JAPAN理事/一人ひとりが持つ彩り豊かな能力「多彩能®️」が輝く世界を目指し、学びの多様化に取り組んでいます。

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  • 週刊新陽 校長室から

    札幌新陽高校の校長による(ほぼ)週刊レポートです。 新陽高校ウェブサイト: https://sapporoshinyo-h.ed.jp/

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    海外の教育現場やミュージアムの視察レポートです。

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最近の記事

多様なキャリアに出会う機会〜11月全校集会 【週刊新陽 #184】

11月7日(木)の朝、目が覚めると世界が白くなっていました。今シーズン、初積雪です! いよいよ冬が近づいてきた気がする11月6日(水)、全校集会を行いました。 生徒の頑張りが伝わる集会生徒会執行部の生徒のアナウンスに従って全校生徒が体育館に集まると、まず、高文連石狩支部写真展で特選を受賞した写真局2年次・河村奏さんの表彰がありました。 特選となった「この道の先には」というタイトルの作品は、今年の夏期集中講座で十勝岳を縦走した時に撮影されたもの。 河村さんは「光のトンネ

    • 語り合い、受け継ぐ。生徒会リーダー研修 【週刊新陽 #183】

      一雨ごとに季節が進むと言いますが、札幌の秋もすっかり深まってきました。11月に入ってさらに冷え込みが進み、そろそろ最低気温が氷点下となりそうです。 そんな11月2日(土)〜3日(日)、今年も新陽高校の生徒会リーダー研修が行われました! 「語ること、聴くこと、語り合うこと」1日目は、札幌創成高等学校、北照高等学校(小樽)の皆さんと一緒に、「語ること、聴くこと、語り合うこと」をテーマに、自分語りと未来を探究するワークを行いました。 まずは自己紹介。軽い自己紹介に始まり、対話

      • 生徒が伝える、生徒から伝わる学校の魅力 【週刊新陽 #182】

        10月26日(土)は、今年2回目のOPEN SCHOOL(OS)。今回も、新陽高校の特色と雰囲気を感じていただきたくて様々なプログラムを準備しました。 秋晴れとなった当日、中学生と保護者あわせて400名近い方々がご来場くださいました。貴重な秋の一日に足を運んでいただき、ありがとうございました! 生徒目線の学校紹介これまでも何度もお伝えしていますが、新陽のOSの特徴は生徒主体であること。しかも年々、生徒たちがパワーアップしています! 今年度からは、最初に行う全体会の中での

        • 「挑戦を、楽しめ。」 福岡女子商業高校との相互連携はじめます 【週刊新陽 #181】

          今週はじめ、福岡に行ってきました。 日曜日の朝、初雪を観測した札幌を飛び発ち、到着した福岡の気温は20℃越え。翌日の月曜には最高気温が28℃まで上がり、建物内は冷房が入っていました。 こんなにも気候が違うとは・・・やっぱり日本は広いですね! 包括連携協定を締結10月21日(月)、福岡女子商業高校と札幌新陽高校は、包括連携に関する協定を締結しました。 包括連携協定とは、特定の事業を実施するために締結する協定ではなく、同じ目的に向けて相互協力し、多岐にわたる取り組みを連携

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          ハウス対抗、本気で競って本気で楽しんだ体育祭 【週刊新陽 #180】

          10月12日(土)、新陽高校の体育祭が行われました。 1〜3年次全員が単位制で揃い、赤・黄・青・緑の4ハウス対抗で行った初めての体育祭です。 ハウスの団結と対抗心今年のテーマは『色彩燃焼』。4つのハウスがそれぞれのカラーを出して、そして生徒一人ひとりが自分の得意分野や個性を発揮して、みんなで盛り上がる体育祭を目指しました。(新陽の「ハウス」についてはこちらの記事をご参照ください。) 今年のプログラムは以下の順です。秋晴れとなり、予定通りグラウンドで実施できました!

          ハウス対抗、本気で競って本気で楽しんだ体育祭 【週刊新陽 #180】

          ありがとう。 【週刊新陽 #179】

          9月30日、とてもとても悲しいことがありました。 新陽高校の校長としても、個人としても、受け止めるのにだいぶ時間がかかりました。そのため先週は『週刊新陽』はお休みしました。そのことを書くのも、とは言えそのことに触れずに学校の日常を書くのも、どちらもしっくり来なかったからです。 まして、生徒や先生たちは受け止めるのも受け入れるのも難しく、すごく苦しいはずです。でも、やはりこのことにちゃんと触れておきたいと思いました。ご家族のお許しをいただいて、この文章を書いています。 私

          ありがとう。 【週刊新陽 #179】

          遠足で学ぶ集団行動〜1年次ルスツ遠足 【週刊新陽 #178】

          二学期制の新陽高校は、9月20日(金)が前期終業式。後期は9月30日(月)に始まります。 その間、短い秋休みとなりますが、遠足や進学相談会などのイベントが行われました。そのうち、9月24日(火)に行った1年次の遠足をレポートします。 ルスツに行ってきました前期を終え、1年次の生徒たちは初めて高校の「単位認定」を経験しました。後期の授業に向けて一息つくタイミングでもある学期間休業(授業がない期間)に、少し秋めいてきたルスツへ日帰り遠足に行ってきました! 冬のゲレンデのイメ

          遠足で学ぶ集団行動〜1年次ルスツ遠足 【週刊新陽 #178】

          留学して高校生の理想の自己像を探究することにした先生の話 【週刊新陽 #177】

          敬老の日の三連休後半、初めて函館に行きました。 札幌に住むようになってから「函館に一度は行きたい」と思いながらタイミングがないまま過ぎてしまった3年半。 この度、新陽高校を退職してイギリス留学する山上徹先生が地元の函館に帰っていると聞いて、これはチャンスと、渡英前の山上先生にインタビューしに函館まで行ってきました! イギリスの大学で研究したいこと8月末で新陽を退職し、イギリスの大学の博士課程に進む山上先生。進学先のウォーリック大学(University of Warwi

          留学して高校生の理想の自己像を探究することにした先生の話 【週刊新陽 #177】

          生徒が挑戦できる学校。ゆるい朝活で留学報告会 【週刊新陽 #176】

          新陽高校では、週1回程度『ゆるい朝活』という活動が行われています。 新陽のスローガン「本気で挑戦する人の母校」には、生徒が挑戦したい時に挑戦できる学校、そして挑戦したくなる機会を見つけられる学校、という意味が込められています。 その挑戦したい気持ちをちょっと後押しするような場があるといいよねと、今年6月『ゆるい朝活』を始めることにしました。 「火曜日の朝 8:00〜8:45、ミライエ(進路室)を開けます。何かしたい生徒集まれ〜」とゆるくアナウンスしたところ、数名の2・3

          生徒が挑戦できる学校。ゆるい朝活で留学報告会 【週刊新陽 #176】

          表も裏も、生徒が支えるオープンスクール 【週刊新陽 #175】

          8月31日(土)、今年1回目のOPEN SCHOOL(OS)を行いました。あいにく朝から強い雨が降ってしまいましたが、200名以上の中学生と、保護者の方々にご来場いただきました。ありがとうございました! 入試イベントのやり方は各校それぞれですが、新陽高校のOSは全教職員が関わり、そして有志の生徒も積極的に参加する、学校をあげたイベントになっています。 これまで以上にSHINYOアンバサダーをはじめとする生徒に支えられた今回のOS。生徒たちの活躍の裏側を(表側も)レポートし

          表も裏も、生徒が支えるオープンスクール 【週刊新陽 #175】

          幸せでいるために「本気で挑戦」することはとても大切〜ビリギャル・さやかさん講演会 【週刊新陽 #174】

          夏休みが明けてすぐの8月26日(月)、新陽高校に「ビリギャル」本人のさやかさんが来てくれました! 実は、さやかさんは、2018 年の春から4ヶ月間、新陽でインターンをしていました! 「生徒でも先生でもない立場で教育現場を見てみたい」と、生徒と一緒に授業を受けたり、教壇に立ったり、教師たちと日々教育について議論を交わしたり。当時、さやかさんに影響を受けた新陽の生徒や先生も少なくありません。 その後、聖心女子大学大学院、さらにコロンビア大学教育大学院へ進んださやかさん。アメ

          幸せでいるために「本気で挑戦」することはとても大切〜ビリギャル・さやかさん講演会 【週刊新陽 #174】

          「高校生」だからできる「出会いと原体験」を 【週刊新陽 #173】

          短い北海道の夏休みが終わります。 新陽高校は、8月23日(金)から授業再開。とはいえ温暖化が進み、年々北海道の気温や湿度も上がっていて、今年は例年より少し長めに夏休みを取りました。 今週の『週刊新陽』は、この夏期休業中にぼんやり考えていたことを書いておきたいと思います。(この内容をもとに、8月23日の夏休み明け全校集会での話しました。) 高校生という特権夏休み前、今年から導入した新陽独自の奨学金の選考が行われ、今年度の奨学生が決定しました。 奨学金は「進路探究のための

          「高校生」だからできる「出会いと原体験」を 【週刊新陽 #173】

          夏期講習でも補習でもない。新陽にしかない集中講座とは 【週刊新陽 #172】

          新陽高校では、2022年度入学生から単位制カリキュラムを採用しています。 生徒一人ひとりが自分で時間割を組めることや、新陽にしかない学校設定科目などカリキュラムの特色はいろいろありますが、夏季・冬季の集中講座もその一つ。 集中講座とは、進学指導を目的とした夏期講習や授業の補足的な内容を扱う補習とは異なり、(日帰りの場合も宿泊を伴う場合もありますが)数日かけて集中的にあるテーマについて学習するもので、生徒は履修と修得の条件を満たせば「単位」が付与されます。 というわけで、

          夏期講習でも補習でもない。新陽にしかない集中講座とは 【週刊新陽 #172】

          自分で選んだ道を拓いていく卒業生たち 【週刊新陽 #171】

          新陽高校には自分だけの「〇〇」を見つけた生徒がたくさんいます。最近では、空手道の全国大会で優勝した生徒、eスポーツの全国大会出場を決めた生徒などが、さらなる挑戦に向けて頑張っています。 自分だけの「〇〇」は、子どもの頃からの夢だったり、在学中に出会った人や体験をきっかけに見つけた目標だったり。そして卒業後も、その「〇〇」で挑戦を続けています。 今週はそんな卒業生たちの近況をお知らせします! 地元チームを盛り上げるJリーガーまずは、2024年3月卒業の出間思努さん。現在は

          自分で選んだ道を拓いていく卒業生たち 【週刊新陽 #171】

          「本当のこと」を伝えるポスター〜多様性対談特別企画 【週刊新陽 #170】

          7月24日(水)に行った夏休み前の全校集会。 『多様性対談』の特別企画として、学校ポスター制作プロジェクトの報告会を兼ねたトークセッションを実施しました。 5月に完成し既に市内の中学校に配布している今年のポスターについて、あらためて在校生に紹介するための企画です。 松浦弥太郎さんと小熊千佳子さんも札幌へお越しくださり、プロジェクト(PJ)に関わった生徒(3年生の福塚さんと山下さん)や先生にも一緒に登壇してもらって、ポスター制作の裏側やポスターに込めた想いを聞きました。

          「本当のこと」を伝えるポスター〜多様性対談特別企画 【週刊新陽 #170】

          本気で学び挑戦する先生たちの母校 【週刊新陽 #169】

          新陽高校は、7月25日から8月22日まで夏休みです。 学校祭明けの7月16日以降、札幌でも最高気温30度を超える日があり、短縮授業で午後カットにするなどしてなんとか乗り切りました。 この期間、短縮日課だった中には年間予定で最初から決まっていた日もあります。それが、教員の校内研修の日です。 科目選択に向けた校内授業研修会まず7月19日(金)に行われたのは校内授業研修会。 今年度、6回開催される授業研修は、講師をお招きし近隣の小中学校や他の高校など外部の方にも参加いただけ

          本気で学び挑戦する先生たちの母校 【週刊新陽 #169】