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図書館

夕方には雨が止むということだったので
小やみになった三時ごろ家を出て図書館に行った。

返却期限が来てました

返しそこなっていた本を少し読み、
ノートを出してメモしようと思ったら入っていなかった。

入っていないことに 自分でも「そんなに」と思うくらいショック。
書いてあったことを見ようと思っていたからかどうかはわからない。
仕方がないのでレシートの裏にメモしたりして。

書きつけなければ忘れてしまうような、些細すぎる事。
私が忘れても、世界にはなんの影響もない。
もちろん私自身にも。

この事実をあらためて確認してちょっとがっくり。


本の中からメモしたかったのは
「詩はここにはないものでつくるもの」という荒川洋治さんのことば。

現代詩ってそういうものらしい。もちろんそれだけではないだろうけれど。
そして私はだいたい「身近にあったこと」をちりばめて作っているのだった。


予約で確保されていた本は二冊だったのに
何故か六冊借りてきた。
現代詩手帳の違う一冊とか。
少し前までに比べたら、中身をちゃんと読んでいる。
微々たる勉強量ではある。


夏至だったらしい。
帰りは青空が見えたのだった。
七夕じゃないんだけど。




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