No._1181_そろそろ、自転車操業状態とは、おさらばしましょう
今回は・・・
「そろそろ、自転車操業状態とは、おさらばしましょう」
について書いてみたいと思います。
自分の運命を、他人に握らせたままで、いいんですか?…汗
「全銀ネットのシステム障害」が、
世間を騒がせていましたが…
銀行間の送金が出来きないために、
自転車操業的な生活をしていた人は、
困ったことになったのです。
「入る予定のお金が入らない」
確かに、お金が入ることが前提で
計画を立てていた当事者にとっては、
大変困った状況です。
しかし、大事なことは、
常日頃から、たとえお金が入らなかった
場合でも、なんとかなるようにしておくこと、
なのでは無いでしょうか。
「全銀ネットのシステム障害」のニュースに対する
反応も、十人十色でした。
・給料が入らないので、支払いが間に合わない
・あてにしていたお金が入っていないので、
新幹線の切符が買えない
・楽しみにしている年金は大丈夫だろうか
・関係者は、復旧に向けた対策本部を立てて、
徹夜で奔走していることだろう
・十分な貯金があるので、何の問題も無い…
自分が今までに経験した立場によって、
ニュースを見た感想も人それぞれでしょう。
私などは、昔の仕事を思い出して、
「一刻も早く原因を特定しなくちゃ…」
「先ずは、変更前に戻して使えるようにすることが
先なんじゃないか」
無意識のうちに、色んな対策を考えていました。
それと同時に、緊張感が蘇って来ました。
そして、「とにかく早く復旧してほしい」ものだと、
祈っておりました。
一方、家人などは、特に関心が無い様子で
落ち着いておりました…汗
いずれにしても、今回と同様の作業は、
来年の1月にも行われる予定とのことなので、
今回、自転車操業状態だったために、
苦労を経験した方は、
同じ苦労を味わうことの無いように、
何らかの手を打っておくことを、
お勧め致します。
教訓
いい加減、「自転車操業」状態の計画とは、
おさらばしよう。
入る予定のお金が入らないだけで、
計画が頓挫してしまうこと自体、
無謀な計画だと言えるでしょう。
なぜなら、
「自転車操業」状態と言うのは、
自分の運命を他人が握っている状態
だからです。